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2024年12月30日 (月)

犬は平和が好き

昨日たまたま、以前放映された「留守番中の犬」のビデオを見ていたときのこと。
若い犬と大人の犬の多頭飼いのお宅で、ご家族が留守をしたら、犬たちはどう過ごしているでしょうかというものでした。

大人の犬にとってはいつものことなので、家族が出かけて行っても、いつもの場所とみられる玄関のたたきでまったり過ごしていましたが、初めてのお留守番となった若い犬にとってはとてもショックだったようで、窓からしばらく外を見ていたあと、クーンクーンと泣き始めたところ、大人の犬が階下から戻ってきて、泣いている若い犬のそばに寄り添って伏せたところ、若い犬もその犬に体を付けるように伏せました。

犬は緊張しあう犬同士の間に入って、緊張感を和らげようとすることもあります。
家の中でも、喧嘩になりそうな家族の間に入っておさめようとしているのを見たことはありませんか?

そもそも犬は喧騒を嫌いますが、どの犬も平和的で、忍耐強いわけではないので、波長が合わなければ喧嘩になることもあります。
吠えられるだけでもあまり心地よくないので、相手の犬と距離を取りたい犬もいます。

一方、吠える犬の側にはそれなりの言い分があり、よく「挨拶出来れば満足するので」と言われることがあります。

昨日たまたま、犬無しで公園に行った時のことでした。
ガウガウ唸っている犬を、若そうな犬に近寄せている人がいました。
近寄られた犬は、大人しい性格だったのか、飼い主さんは何も要求することなく様子を見ていました。

ガウガウ吠えていた犬は、相手の犬に近づいて匂いを嗅ぐと静かになりましたが、相手の犬は視線をそらして、居心地が悪そうな表情をしていました。

犬同士だから必ず仲良くなれるわけではありません。
相手の犬と自分の犬の状況をよく観察しながら対処できるといいですね。


今日、夕方の散歩コースで、フレキシブルリードで犬任せに歩いている方と遭遇しました。
我が家はスピードが速いので、追い越す形になりましたが、その際、スーッと犬が寄ってきたので、私は自分の犬を反対側につけて、そのまま歩き続けました。
感じの悪い飼い主と思われたかもしれませんが、犬に対して態度が正反対の2頭を連れているときは、むやみに他犬に近づけられません。

特に公道では距離が取れないので、逃げ道を作れない状況を作らないように気を配ります。

たかがお散歩、されどお散歩。
狭い道でのお散歩はいろいろ大変です。

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ディストラクションが無ければ平穏なお散歩が出来ても、刺激対象物が視界にはいると、落ち着かなくなる犬は少なくありません。

少しずつ馴らして、平和なお散歩が出来るようにサポートしていきましょう。
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