犬はいくつになっても学習する
あたりまえのことですが、犬は大人になっても多くのことを学べます。
シニア犬も同じ。
もちろん、子犬の方が吸収力は高いので、飲み込みは速いですが、身に付くまでには時間がかかります。
その点、ある程度経験値の高い成犬の方が、納得するのに多少時間はかかったとしても、身に付くのは速かったりするものです。
かつて、コロナ禍で在宅勤務になったご家庭の愛犬が、再び出勤になったとき、分離不安を発症したことがありました。
コロナになるまでは、普通にお留守番が出来ていたのに、在宅勤務でご家族が当たり前のように毎日家にいる生活に慣れてしまい、一人でのお留守番が出来なくなってしまったのです。
静かにお留守番が出来なくなったその子の取った行動は、リビングから玄関に通じるドアの前で2足立ちをして、ずっと吠え続けるというもの。
2足でじっとしていることはできないので、当然足踏み状態が続き、体型さえもかわってしまい獣医さんもびっくりされたそうです。
職場から自宅に置いた見守りカメラを観ていたご家族は心を痛め、なんとかならないかと相談されました。
そこでお願いしたのが、「クレート(ハウス)トレーニング」でした。
留守中2足で立ち続けることを回避するためには、2足立ちがしづらい制限されたクレートの中で、落ち着いてくつろげるようにしてあげることが一番犬にとってわかりやすいと考えてのことでした。
クレートの中では楽しいことが起こると日々刷り込みを続け、クレートの扉が閉まっていても、不安にならずに落ち着けるようになるまでは2ヵ月ほど要しましたが、結果なんとか静かに留守番ができるようになりました。
シニアでもちゃんと学習できるのですから、若い犬ならもっと速いはず。
前回から、クレートトレーニングの強化を頑張っているTくん。
今日はレッスン中、クレートの中で動き回ったり、吠えたりすることなく、同居犬が飼い主さんと作業をしていても、落ち着いて待っていられるほどクレートになじんでいました。
飼い主さんと作業している犬だけが褒められるのではなく、静かに待っている犬もちゃんと褒めらえるとわかると、待たされている犬も大騒ぎしなくなります。
途中で、飼い主さんが席を立って、見えないところに行っても、犬たちはみんな静かに待っていることができました。
日々の練習の成果ですね。
次のステップは、おうちの中で出来ていることを、別の場所でも出来るようにしていきます。
ポイントはあきらめないこと。
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