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2024年10月19日 (土)

犬とこども

犬を飼おうと決めたご家庭の中には、「お子さん情操教育のため」や「子供が欲しがった」と言うように、お子さんのいる家庭も少なくありません。

そこで問題となってくるのが、「犬とこども」との関係です。
お子さんがいるところに犬がやってくる場合、犬は後から来るので、比較的お子さんには馴れやすいのですが、子犬の成長の過程では、お子さんの年齢が小さい場合、いつしか犬がお子さんを自分と同等のレベルと考えて、激しく甘噛みするようになったりすることがあるので、大人の介在は不可欠です。

一方、お子さんがいない家庭の場合、そもそも子供と接する機会がない犬にとっては、大きな声を出しながら、走り回る小さいお子さんを怖いと感じたり、あるいはおもちゃのように思ったりと様々です。

お子さんがいないご家庭でも、社会化として、小さいお子さんに馴らしていくことも重要になります。
我が家も最初のボーダー・コリーを迎えたとき、低学年の小学生を見ると興奮して吠える傾向があったので、登下校の時間を見計らって散歩し、遠くから子供たちを見せたり、高学年の子供さんには、オヤツをあげてもらったりしたこともありました。


さて、今日は1歳のM君のプライベートレッスンがありました。
M君は大人だけの家族のもとで暮らしていますが、時にはお孫さんがやってくることもあります。
しかし、初対面時の印象が悪かったのか、その後もお孫さんがやってくると、狂ったように吠えるというので、今回はお孫さん馴らしの練習2回目。

前回、少し馴れてきたかと思ったのですが、後半グダグダになってしまったそうなので、再度練習会の運びとなりました。

そもそも、犬は面と向かって来られると緊張したり、興奮したりするので、今回は並んで歩くところから。
最初は私がリードを持って、その横をお孫さんが歩くところから始めました。

少しその状況に慣れてきてから、リードをお孫さんに渡し、お孫さんのペースで歩いていただくことに。

202410191

意外と冷静に、リードを引っ張ることなく上手に歩くM君。

お孫さんの顔を見て吠えることもなかったので、次はお孫さんにM君の名前を呼んでもらい、顔を上げたらオヤツを一つあげてもらうことにしました。

202410192

リードを誰が持っているのか、賢いM君はちゃんとわかっているようです。

犬は同じ方向に向かって歩くと、お互いの仲間意識が出来てくると言われています。

おうちに帰れば、まだまだお孫さんが気になるM君ですが、少しずつ距離を縮められるように、サポートしていきましょう。

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