みんなが貴方の愛犬を好きとは限らない。
散歩で公園を歩いていたり、ベンチに座っていたりすると、知らない人がアラート無しで自分の犬を近づけてくることがあります。
我が家の場合、2頭連れているときは、「すみません。ちょっと犬が苦手なので」と言ってお断りするのですが、私が言う前に見習いが興奮してしまうので、その時点で遠ざかっていく人もいれば、「ウチの犬は大丈夫ですから。」とグイグイ来る方もいらっしゃいます。
実は、アシスタントには苦手な犬がいますが、見習いはすべてウェルカムです。
2頭の気持が違うので、私はアシスタントに合わせています。
そのため、見習いだけを連れて歩いているときは、「犬が苦手」というフレーズを使うことはありませんが、逆にウェルカム状態で尻尾を振り振り向かって行く見習いを止めるのが大変です。
言ってみれば、「ウチの犬は大丈夫なんで」というタイプですが、相手の犬が「大丈夫」かどうかはわからないからです。
挨拶しに行って逆襲される可能性もありますし、いつも挨拶出来ると勘違いしてしまうと、見習いの散歩は「犬探し」になってしまい、私との散歩を楽しんではくれなくなります。
したがって基本的に自分から他犬に見習いを近づけることはありません。
特にドッグスポーツをするのであれば、犬好きな犬にするより、飼い主好きの犬に育ってくれないと、ドッグスポーツは楽しめません。
さて、話は変わりますが、今日家に建具の修理の人が来ました。
自室の扉なので、修理の人は犬たちのいる部屋に入ってきました。
当然2頭そろって吠えました。
理由は、知らない人への警戒心と同時に、誰なのかチェックしに行きたい気持ちです。
修理の人を迎える前に、2頭にはクレートに入ってもらいましたが、安全を確認できるまでは吠え止まないようなので、修理の人に聞きました。
「犬は大丈夫ですか?」
すると修理の人は大丈夫ということでしたので、2頭をクレートから出して匂いをかがせてもらった後、再びクレートに入れたら、その後は吠えずにいられました。
犬同士であっても、よく「挨拶さえすれば気持ちがおさまるんで」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
確かに誰だかチェックが済んでしまえば、落ち着ける犬はたくさんいます。
しかし、相手が大丈夫かどうかは別のはなし。
確認してから愛犬の気持を満足させてあげることも大事ですね。
※本当に怖くて「来るな!」と言っている犬もいますので、見極めは重要です。
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