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2024年10月

2024年10月31日 (木)

愛犬と楽しく遊べていますか?

以前は「愛犬との遊び方がわからない」という飼い主さんが多かったのですが、最近ではみなさんとても上手に遊べるようになられています。
愛犬との楽しい時間を分かち合うことはとても重要なことです。

犬との遊び方は様々です。
ボール投げ(持ってこい)遊び。
宝探し(ノーズワーク)。
オモチャの引っ張りっこ。
などなど。

どんな遊び方でもいいのですが、基本は犬に押し付けないこと。
「ほらっ、楽しいでしょう。引っ張りなさいよ。」というのではなく、犬を引っ張りたい気持ちにさせることが大事です。

遊びを提案したときに、犬が「やろう!」と乗るか、「え~っ、一人でカミカミする方がいいよ。」と言われてしまうのかが分かれ道。

後者の場合は、犬のペースで遊んでいることが多いようです。
犬がやりたいと言っているから遊ぶ。
犬が勝手に離脱して遊びが終わってしまう。
そんなことありませんか?

犬の選択肢自体は大事なことですが、なんでも犬の言う通りにするのではなく、犬のきもちをハンドラー(飼い主)に近づけることも重要です。

ボール投げ一つとっても、ボール投げマシンがあればママはいらない。と言われないように、上手に犬と遊んでいきましょう。

さて、今日は1歳のMくんのプライベートがありました。
Mくん、遊びにも興味を持ってくれるようになりましたが、休憩になると、勝手に庭の隅で枝を齧ったり、芝生を食べたりと、彼の好きなことを満喫しています。

そんなとき、「さぁ遊ぼう!」と飼い主さんが声をかけて果たしてMくんの腰が上がるのか。

完全にオフならいいのですが、休憩を混ぜてまた遊ぼうと思っているときにこれをやられると、腰があがらない可能性があるので、Mくんには、小枝も芝生も無い場所でちょっと休んでいただき、退屈しているところで飼い主さんに声をかけてもらったところ、Mくん、待ってましたとばかりに遊びに乗ってくれました。

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以前より、やる気が見られるようになったMくん。
飼い主さんもM君に負けじと動いてくださっているので、M君が飽きません。
思春期の男の子をその気にさせるのは大変ですね(笑

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2024年10月30日 (水)

犬に考える時間をあげる

愛犬に何かを教えているとき、ついつい愛犬の動きが遅かったりすると、キューを連呼してしまったり、手で押したり引いたりして犬をせかしてしまうことありませんか?

犬に新しい行動を教えるとき、私が普段使う方法は、犬が自ら動けるように犬の好きな食べ物(トリーツ)を使ったり、あるいは、犬が認識しやすい「ターゲット」になるものを使ったりしています。

リードは使わずに教えるので、当然のことながら、犬をリードで引っ張ったり、体を押したりすることはありません。
基本的に家の中で教えてから外でも出来るようにしていくので、リード自体が必要ないからというのもありますし、実際ドッグスポーツの競技ではリードは使わないことの方が多いということもあります。

犬が言われたときにすぐに出来なかったときに、すぐ続けてキューを言うのではなく、ちょっと待ってあげることも大事です。
考える時間なしに、キューを出されてしまうと、犬は一回目のキューでやらなくてもいいと学習することもありますし、すぐに動かないからと、手で押したり引いたりしてしまうと、犬は考えている時間を与えられないことになってしまいます。

犬の学習をサポートしてあげるためにも、考える時間をあげてください。

お願いしたらすぐできるようにとサポートしていくのは、犬がきちんと行動とキューのリンク付けができてからで大丈夫です。

さて、見習いはまだ「ヒール(脚側)」が安定していませんが、自分で正しい位置(景色)が理解できるまで、サポートを続けていきます。

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2024年10月29日 (火)

出来るはずなのに、なぜやらないの?

様々なドッグスポーツでは、犬に多くのスキルを教えていきます。
つまり、行動とともに、それを意味するキューを教えることで、ハンドラー(飼い主)が犬に何かお願いしても、犬がすぐに行動に移してくれるようになるわけです。
「オスワリ」「フセ」や「マテ」もみな同じです。
犬が言葉のキューと行動を完全に理解しているからこそできるのです。

さて、犬のメンタルが出来る状況かどうかと言う問題はさておき、きちんと教えたはずの行動なのに、お願いしてもやってくれなかったり、そのうち違うことをやり始めてしまうなんてことありませんか?

そんなときは、ハンドラー自身がキューを出すときの様子を鏡で見てみてください。
何か余計なことをしていませんか?

よくあるのが、「オスワリ」をお願いするときに、前かがみになって人差し指を立てながら「オスワリ」と言うケースです。
犬は「オスワリ」という言葉と同時にハンドラーの姿勢やハンドシグナルを見ながら判断します。
こういうときは、どちらかというと言葉のキューは聞き流していることが多いので、前かがみや人差し指が無いと座ってくれなかったりします。

オヤツを持っていないと座ってくれないというのは、そもそもオヤツを外す手順を飛ばしてしまっているので、その対処法は別です。

オヤツを手に握っていなくても「オスワリ」出来るようになったのに、なぜかやってくれない場合は、犬がまだ言葉のキューをきちんと理解していないことが原因だったりします。

ちゃんと犬に伝わったかどうかを検証するためには、ハンドラーが何も手に持たず、ニュートラルな姿勢で、言葉だけでキューを言ってみて、犬がやってくれるかどうかを確認することが大事ですね。
上級クラスになると、ハンドラーと目が合っていなくても、ハンドラーが背中を向けていても出来るかどうかがカギになります。

今日はプライベートレッスンで、Lさんにバックステップをお願いしましたが、ハンドシグナルを外すと動いてくれないことから、もう一度ハンドシグナルが無くても動いてもらえるように練習しました。
 
犬は予測するのが得意です。
こういう場面では、次はこういうだろうからと、指示のキューなどちゃんと聞かないで勝手に動いていることもあります。
要は、犬が言葉を理解してから行動に移せるようにしてあげること。

きちんと検証しながら、じっくり教えていきましょう。
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2024年10月28日 (月)

筋力は大事

愛犬とドッグスポーツを楽しむ人は少なくありません。
犬の素晴らしい身体能力に魅せられて始める人もいらっしゃるでしょう。

確かに、犬たちの身体能力は素晴らしいのですが、どの犬も同様に身体能力が高いわけではありません。
同じ犬種であっても、同じ動きは出来ません。
しかし、体のバランスを整えることで、パフォーマンスを上げることもできるし、ケガを減らすこともできます。

ドッグスポーツを安心して楽しめるように、愛犬の体のことをチェックすることは大事ですね。

さて、今日は見習いがバランスレッスンに参加しました。

アシスタントとは少し違った体の使い方をする見習い。
3歳になったばかりで、まだまだ力強さに欠ける見習いです。

アシスタントのような最速の動きや、それに見合った制動性を身に着けるには、まだまだ時間がかかりそうですが、今日はとてもよく頑張りました。

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日々のトレーニングは、ここでも重要ですね。

わたくし事ですが、今年5月から20年ほどぶりにテニスを再開しましたが、ふくらはぎが急な運動についていけず、毎回つってしまう状況になりましたが、医師のアドバイスに従い、ふくらはぎにテニス用の筋力アップの負荷をかけ続けていたら、足がつらなくなりました。
筋肉は大事ですね。

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2024年10月27日 (日)

姿勢からメンタルを変える

興奮している犬は、4本の足をピンと突っ張り、リードがついていれば前のめりに体重をかけるものです。
場合によっては2足立ちになる犬もいますが、基本的に興奮して吠えている犬は4本の足を地面につけて前のめりになっています。

そんな興奮している犬を鎮めようとするとき、吠えていれば当然こちらの言葉も耳に入りづらくなりますすが、物理的に「伏せ」の姿勢をとってもらうことで、動きを止めることができます。
動きが止まれば一瞬でも興奮を少し下げることができます。

我が家の犬たちの場合、楽しそうに走り回っているときも同様ですが、行動を止めたいときに「伏せ」をさせます。
すると、しばし我に返って、こちらのキューを確認することができます。

多頭飼いの場合、1頭だけとハンドラー(飼い主)が楽しいことをしていると、残りの犬が大騒ぎをするということがよくあります。
そういう時は、一緒に作業している犬のテンションが下がってしまうこともあるので、待機中の犬を係留したり、クレートにはいっていてもらうことが多いのですが、それでも大騒ぎがやまらないときもあるので、酷くならないうちから「交替制(かわり番こ)」を教えることをおすすめしています。

待っている犬に対して、「必ずあなたの番が来るから、大騒ぎしなくても大丈夫」と教えていくのですが、当然最初から長い時間は待てないので、数秒や数十秒ごとに交替し、待機中の犬が静かに出来ていたら、すかさず褒めて報酬を与えるという方法をとります。

そうすることで、日常的な場面で我慢できるようになるのは、日々のことなので速いのですが、非日常的な場面だと興奮度が上がって、いつも通りにできなくなることもあるので、日々の練習だけでなく非日常の練習も必要になってきます。

我が家の見習いも、日々の練習は外でも家でも静かに待っていられるのに、いつもと違う場所や、競技会場では、アシスタントが先にクレートから出ようとすると一声二声吠えます。
この声が野太くて、アシスタントが委縮するので、出来ればやめてもらいたいところ。
毎回競技会場で、アシスタントのクレートに手をかけて、吠えなかったら報酬を出すという練習を続け、最近では、前もって声をかければ、少しは我慢できるようになってきました。

「自分もやりたい!」という意欲的な姿勢は大変ありがたいのですが、度を過ぎてはいけません。


さて、今日は多頭飼いのおうちのTさんのハウス待機練習をしました。
ハウスで待っているだけでも不安になる犬はいるので、多頭飼いに限ったことではありませんが、Tさんがどういうシチュエーションが苦手なのか、どういう場面なら我慢できるのか、少しずつ環境を変えながら検証していきます。

その合間に報酬としてトリーツを与えるのですが、Tさんはハウスの中で立ったままなので、敢えて伏せやすい状況でトリーツを渡してもらうことにしました。
立っているときは、吠えやすいし、出来ればハウスの中では伏せてくつろいでいてほしいので、伏せた方がトリーツが食べやすいように環境設定していきます。

するとずっと立っていたTさんが自分からトリーツをもらう前に座るようになりました。

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一度オスワリが出来ると、伏せるまではそんなに時間はかかりませんでした。

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静かに長時間待てるようになるまではまだまだ時間がかかりますが、叱られることはないので、自分から休むことを選択するようになるといいですね。

※ポイントは、「伏せ」と言わないこと。
ハウスの中でいつまで伏せているかは犬次第なので、キューを出してしまえば「解除」が必要になるからです。

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2024年10月26日 (土)

新しいルールを理解するには時間がかかる

犬には犬のルールがあります。
人間のルールと同様、個々に勝手に決めたルールがありますが、人間社会の中で、共に暮らしていくために必要な、ある意味人間にとって都合のいいルールを教えてあげようとしても、犬はそう簡単には理解できません。

正の罰を使わない手法においては、犬が取る好ましい行動をハンドラーがキャッチしたり、犬が好ましい行動を取りやすいように人間がおぜん立てしたりすることで、新しいルールを伝えていくので、きちんと理解できるようになるには時間がかかります。

つまり、人間側が一貫性を持って、根気よく伝え続けていくことで、犬が理解し、身に着けていくようになるわけです。

一度や二度うまくいったからと言って、犬が理解しているわけではないということを常に念頭に置いておく必要があります。


さて、今日は9ヵ月のMさんのプライベートレッスンがありました。

外でのレッスンでも、Mさん元気全開で走り回っています。
芝生の上は気持ちいいので、走るスピードも上がっていきます。

ここで重要なのは、飼い主さんがリードを持っているので、永遠に走れるわけではないということを理解してもらうこと。
飼い主さんが呼んだら、戻ってくること。
戻ってきても、体当たりしないこと。
などを基本的なルールとして教えていきますが、一度に全部のことは理解できないので、ひとつずつ伝えていきます。

まずは呼んで戻ってきたら必ずいいことがあるという刷り込みから始めます。
おうちの中でしっかり練習してくださったので、特に大きな刺激がなければ、呼び戻しは問題ありません。
しかし、興奮すると跳びつくMさんですので、跳びつき行動が出る前に、低い位置で呼び戻しの報酬となるトリーツをあげます。

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そうすることで、楽しそうに戻ってきても、顔めがけてアタックするのではなく、飼い主さんの足元に来るというルールを教えてあげることができます。

犬が跳びついてくるのは、犬の目線より高い位置にいいものがあるから。

その後も、跳ばないで戻ってこられるようになったMさんには、「食い逃げ」しないように、2つ目のルールを教えてあげることにしました。

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一貫性を持って接してあげることで、犬の理解は早まります。
焦らず、根気よく。ですね。

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2024年10月25日 (金)

「姿勢の持続」を教える

昨日ブログで「解除のキュー」の話をしました。
つまり、犬はいつまでハンドラーのお願いを聞いていればいいのかをわかりやすく伝えるためです。

子犬に「オスワリ」を教えるのはとても簡単です。
子犬が勝手に座っている状況に対して、褒めて、報酬(オヤツ)をあげ続けていれば、子犬は座ることがメリットに繋がることをすぐに学習し、何も言われなくても座る確率が上がってくるので、その行動に対して、「オスワリ」というような行動のキューをのせていれば、すぐに「オスワリ」の意味が理解できるからです。

しかし、「オスワリし続けること」を教えるのはちょっと難しくなります。
そもそも子犬はじっとしていることが苦手だからです。

「オスワリ」していてほしい子犬に対して、手のひらを見せながら、「マテ、マテ、マテ~!」と大きな声を出す人がいますが、子犬は「マテ」の言葉の意味すら理解していないので、一瞬驚いてフリーズするかもしれませんが、手がなくなったらさっさといなくなってしまうことは明らかです。

そこで、子犬に「座り続けている」と「いいこと」があると伝えてあげると、子犬は「いいこと」を期待しながら、1秒、2秒と、座っている時間が伸びてきます。

子犬が飽きていなくなる前に、「解除のキュー」を出して、子犬を解放してあげれば、子犬は「解除のキュー」が出るまで、座っていればいいと理解するようになるわけです。

一度で理解できることではありませんが、毎日楽しく、ゲーム感覚で子犬に伝えていくことが重要です。

ということで、今日のK君のプライベートレッスンでは、「解除のキュー」を導入しました。

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成長とともに、いろいろなことを日々学んでいるKくん。
人と関わる楽しさもわかってきたので、ケージにいるとき少し要求吠えが出始めました。

今まではさほど吠えることもなかったK君ですが、成長の過程では起こりうる変化ですので、がっかりすることなく、一貫性を持っておうちのルールを伝えていくことが大事ですね。
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2024年10月24日 (木)

解除のキューのタイミング

犬のトレーニングでは、作業をし続けるという「持続」や「継続」を教えなければいけないときがあります。

例えば「オスワリ」という行動を教えるのはさほど難しくありませんが、座り続けることを教えるのは難しいものです。
そこで、いつまでその作業を続けてほしいのかをきちんと伝えるために、「もういいよ。」という解除のキューもあわせて教えることになります。

一般家庭でよくあるのは、ご飯の時に犬の目の前にフードボウルを見せて、「マテ、マテ、マテだよ~。」と言ってから、「よし!」というパターンがそれです。
「よし」イコール「食べてもいい」ということを犬は学習していくことになります。

特にプロのトレーナーに教わったことがない飼い主さんでも、このパターンは普通に犬に使っているようです。
方法論としては正しいのですが、残念なことに、フードボウルを前にしたときしかこのパターンを使わない家庭が多いので、犬は「よし!」はご飯を食べてもいいことだと学習しますが、外でオスワリをし続けてほしい時には役に立たないこともあります。

しかし、「解除のキュー」はご飯を待つ時だけでなく、オスワリやフセ、マテなどの行動継続にも使って行くことがトレーニングの基礎作りにはとても重要なので、是非覚えておいてほしいものです。

そうすることで、犬は「いつまで座っていればいいのか。」「いつまで伏せていればいいのか」がわかりやすくなります。

解除のキューは、犬を言葉で褒めたり、マーカーで正解だと教えた後、ご褒美を与えてから出すようにしましょう。

解除のキューとセッションが終わったときのキューはちょっと意味合いが違います。

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我が家の犬たち、上手に出来た後はトリーツのご褒美だけでなく、おもちゃの引っ張りっこという遊びのご褒美を使うことがあります。
遊びは愛犬との関係性を築く上にとても大事なプロセスなので、ドッグスポーツをやらないご家庭でも是非一緒に遊んでくださいね。

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2024年10月23日 (水)

犬の好ましい行動を引き出すには

家庭犬のデイリートレーニングにおいては、犬がミスをしづらい環境を作って、成功体験を増やしながら、褒めることで、好ましい行動の出現頻度を増やし、その行動を習慣化していくという手法をとります。

つまり、間違えたことを叱ったり、罰を与えたりして、犬に嫌悪刺激を与えるようなことなく、犬を導く「正の強化」によるトレーニング法です。

犬に嫌悪刺激を与えることは、ハンドラー(飼い主)との関係性を悪くする可能性があるので、おすすめできません。

そこで、犬が成功しやすい環境を提供するというのが、ハンドラー側のお仕事ということです。

一般家庭犬のトレーニングではあたりまえのように使っているこの手法ですが、競技レベルのドッグスポーツでは、犬に行動を教える際に同様の環境設定を行います。
しかし、ある程度出来るようになったあとで、ちょっとした微調整が必要になったとき、ついつい「今まで出来ていたのに、なぜ?」と悩んでいるうちに、気づくと泥沼にはまっていることがよくあります。

そんなときも、環境設定によって、簡単に答えが出ることも少なくはありません。

犬の立場になって考えることが重要ですね。

見習いはまだヒールワークが安定しません。

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見習いがヒールワークの意味を理解できるようになるまで、まだまだサポートが欠かせませんね。

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2024年10月22日 (火)

客観的に見てもらうのは大事

今日は外部の講師にお願いして、オビディエンスの練習仲間と一緒に練習会に参加してきました。

ドッグトレーニングのメソッドはその犬の数、ハンドラーの数だけあります。
基本の教え方は共通であっても、その先に課題が出てくれば、それに対処する方法は様々です。

今回は、参加者の日ごろの問題点や課題を見ていただきながら、アドバイスをいただきました。

当然我が家も、現在のアシスタントや見習いの状況や、犬の理解度も含めて見ていただき、対処法によっては、ディストラクションとなる犬を入れていただきながら作業しました。

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我が家は練習時ビデオ撮りしているので、自分で見返すことで問題点を見つけることができますが、思い込みなどで、気づかないことも沢山あるので、客観的に観てもらうことはとても助かります。
他の参加者へのアドバイスも勉強になるので、機会があれば、是非グループ練習会やセミナーに参加されることをおすすめします。

ドッグスポーツだけでなく、日常生活においても、多くの気づきが得られますよ。

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2024年10月21日 (月)

犬の選択肢

子犬育てにおいては、「子犬の選択肢」を重視します。
なぜかというと、子犬に考える力を身に着けてほしいというのと、子犬が怖いものと遭遇したとしても、無理強いすることなく、自分で克服できるようにサポートしてあげることが大事だからです。

しかし、ある程度子犬が成長し、思春期を迎え、様々な刺激に気持が翻弄されるようになったとき、ハンドラーが何かお願いした時に、「やらない」という選択をすることがあります。
それをそのまま放置してしまうと、犬は言われてもやらなくていいんだという学習をしていくことになります。

そのため、ハンドラー側も、犬が「YES!」と行ってくれそうなシチュエーションで声をかけていくことが必要になります。

犬との関わり方に「一貫性」は大事ですが、状況を見極めながらサポートしていくことが重要ですね。

さて、今日の朝練では、急にサッカー少年が登場するシチュエーションで、ヒールワーク中の見習いの心がそれそうになりましたが、なんとか最後まで頑張りました。

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昨日3歳になった見習い。
少しずつハードルはあげていかなければいけませんね。
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2024年10月20日 (日)

ラリオビ練習会開催しました。

今日はJKC規定ラリーオビディエンスの練習会を行いました。

JKC既定のラリーオビディエンスは今秋からクラス2が始まります。
クラス1と異なり、姿勢変更やピボットターンなどが増えて、課題がトリッキーになってくるので、今回競技会に参加される方や、クラス1に経験者が参加されました。

今日の参加者たちは、日常的にオビディエンスやドッグダンスをされていることもあり、犬たちにとって難しい動きはほとんどありませんでしたが、ハンドラーがサインカードに熟練するまでには時間がかかります。

我が家も見習いと一緒にコース練習しましたが、さすがに見慣れないサインカードで戸惑い、犬のアテンションも切れてしまいました。
まだまだですね。

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ハンドラーがサインカードに見入ってしまったり、考え込んでしまうと、犬へのアテンションが切れてしまい、犬の集中も切れてしまいます。
そうならないためには、ハンドラーがサインカードの意味をよく理解し、スムースに犬にキューを出していくことが大事ですね。

まだまだ始まったばかりのJKCラリーオビディエンス、クラス2。
少しずつ参加者が増えていくことに期待したいですね。

ちなみにJKC規定のラリーはWCRL既定のラリーと違い、下位のクラスをクォリファイしないと、上位クラスには参加できません。
クォリファイには、70点以上を3回取得するか、90点以上1回が必要です。

11月2日に開催されるJKC本部の競技会(@吉見総合運動場)で、初クラス2の競技が開催されます。
ご興味があれば、是非見学してみてください。

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2024年10月19日 (土)

犬とこども

犬を飼おうと決めたご家庭の中には、「お子さん情操教育のため」や「子供が欲しがった」と言うように、お子さんのいる家庭も少なくありません。

そこで問題となってくるのが、「犬とこども」との関係です。
お子さんがいるところに犬がやってくる場合、犬は後から来るので、比較的お子さんには馴れやすいのですが、子犬の成長の過程では、お子さんの年齢が小さい場合、いつしか犬がお子さんを自分と同等のレベルと考えて、激しく甘噛みするようになったりすることがあるので、大人の介在は不可欠です。

一方、お子さんがいない家庭の場合、そもそも子供と接する機会がない犬にとっては、大きな声を出しながら、走り回る小さいお子さんを怖いと感じたり、あるいはおもちゃのように思ったりと様々です。

お子さんがいないご家庭でも、社会化として、小さいお子さんに馴らしていくことも重要になります。
我が家も最初のボーダー・コリーを迎えたとき、低学年の小学生を見ると興奮して吠える傾向があったので、登下校の時間を見計らって散歩し、遠くから子供たちを見せたり、高学年の子供さんには、オヤツをあげてもらったりしたこともありました。


さて、今日は1歳のM君のプライベートレッスンがありました。
M君は大人だけの家族のもとで暮らしていますが、時にはお孫さんがやってくることもあります。
しかし、初対面時の印象が悪かったのか、その後もお孫さんがやってくると、狂ったように吠えるというので、今回はお孫さん馴らしの練習2回目。

前回、少し馴れてきたかと思ったのですが、後半グダグダになってしまったそうなので、再度練習会の運びとなりました。

そもそも、犬は面と向かって来られると緊張したり、興奮したりするので、今回は並んで歩くところから。
最初は私がリードを持って、その横をお孫さんが歩くところから始めました。

少しその状況に慣れてきてから、リードをお孫さんに渡し、お孫さんのペースで歩いていただくことに。

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意外と冷静に、リードを引っ張ることなく上手に歩くM君。

お孫さんの顔を見て吠えることもなかったので、次はお孫さんにM君の名前を呼んでもらい、顔を上げたらオヤツを一つあげてもらうことにしました。

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リードを誰が持っているのか、賢いM君はちゃんとわかっているようです。

犬は同じ方向に向かって歩くと、お互いの仲間意識が出来てくると言われています。

おうちに帰れば、まだまだお孫さんが気になるM君ですが、少しずつ距離を縮められるように、サポートしていきましょう。

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2024年10月18日 (金)

みんなが貴方の愛犬を好きとは限らない。

散歩で公園を歩いていたり、ベンチに座っていたりすると、知らない人がアラート無しで自分の犬を近づけてくることがあります。

我が家の場合、2頭連れているときは、「すみません。ちょっと犬が苦手なので」と言ってお断りするのですが、私が言う前に見習いが興奮してしまうので、その時点で遠ざかっていく人もいれば、「ウチの犬は大丈夫ですから。」とグイグイ来る方もいらっしゃいます。

実は、アシスタントには苦手な犬がいますが、見習いはすべてウェルカムです。
2頭の気持が違うので、私はアシスタントに合わせています。
そのため、見習いだけを連れて歩いているときは、「犬が苦手」というフレーズを使うことはありませんが、逆にウェルカム状態で尻尾を振り振り向かって行く見習いを止めるのが大変です。

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言ってみれば、「ウチの犬は大丈夫なんで」というタイプですが、相手の犬が「大丈夫」かどうかはわからないからです。
挨拶しに行って逆襲される可能性もありますし、いつも挨拶出来ると勘違いしてしまうと、見習いの散歩は「犬探し」になってしまい、私との散歩を楽しんではくれなくなります。
したがって基本的に自分から他犬に見習いを近づけることはありません。

特にドッグスポーツをするのであれば、犬好きな犬にするより、飼い主好きの犬に育ってくれないと、ドッグスポーツは楽しめません。

さて、話は変わりますが、今日家に建具の修理の人が来ました。
自室の扉なので、修理の人は犬たちのいる部屋に入ってきました。
当然2頭そろって吠えました。
理由は、知らない人への警戒心と同時に、誰なのかチェックしに行きたい気持ちです。

修理の人を迎える前に、2頭にはクレートに入ってもらいましたが、安全を確認できるまでは吠え止まないようなので、修理の人に聞きました。
「犬は大丈夫ですか?」

すると修理の人は大丈夫ということでしたので、2頭をクレートから出して匂いをかがせてもらった後、再びクレートに入れたら、その後は吠えずにいられました。

犬同士であっても、よく「挨拶さえすれば気持ちがおさまるんで」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
確かに誰だかチェックが済んでしまえば、落ち着ける犬はたくさんいます。
しかし、相手が大丈夫かどうかは別のはなし。
確認してから愛犬の気持を満足させてあげることも大事ですね。

※本当に怖くて「来るな!」と言っている犬もいますので、見極めは重要です。

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2024年10月17日 (木)

出張トレーニングと預託訓練の違い

愛犬のトレーニングに悩む人は少なくありません。
一般の飼い主さんだけで頑張ってもうまく行かないことは沢山あるので、プロの手が必要になります。
そんなとき、預託訓練を推奨する場合もありますし、御自宅での出張トレーニングを奨める場合があります。

その違いはなんでしょうか。

個人的には、子犬の場合は出張トレーニングや飼い主さんが一緒に施設に通いながら学ぶ方法をお奨めしています。

子犬にとってまず大事なのは新しい環境に慣れて、その中でどう行動したらいいのか、お家のルールをきちんと伝えてあげることが重要です。
例えばトイレの場所だったり、家族への接し方、さらには家に帰ってきたときに足を拭く必要があれば、そのルールを学習する必要があるからです。

足、特に前足を触られることが苦手な犬は少なくないので、足拭きだけでなく、爪切りやパッドの毛のお手入れなど、これから先必要となるであろうことは、小さいうちから馴らしてあげることがとても重要です。
また、散歩に出られるようになれば、当然実際の散歩コースなどの環境に馴らさなければいけません。
家の周りが畑ばかりなのか、幹線道路が通っている車通りの多い場所なのか、踏切があるのか、などなど、これから先子犬が遭遇するであろうものやことに対して、早くから馴らしてあげることも重要です。

そんなところからも、自宅の環境の中で少しずつ学んでいく出張トレーニングをお奨めしているわけですが、生後半年から1年ぐらい経って、住環境に馴れたあとに、「オスワリ」「マテ」「持ってこい」などの行動を教えるにはプロに預けて教えてもらった方が速いというメリットがあります。
ただし、教え方は飼主さんにも一緒に学んでもらいたいと思います。
なぜなら、プロから教わった行動がブレてきたときの修正は自分でやらなければいけないし、新しい行動を犬に教えようと思ったとき、訓練所に預けなくても、次は自分で教えてあげられるようになって欲しいからです。

「面倒くさいから、出来上がった犬が欲しい。」と言う人もいます。
敢えて否定はしませんが、犬との生活は使用人を家に置くのとは違います。
家族が増えるという考えを持っている人の方がずっと多いと思うので、コミュニケーションアップのためにも、飼い主さん自身で将来的にトレーニングが継続できるようになるといいですね。

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我が家の初代ボーダー・コリー。
彼女が私にトレーニングの面白さを教えてくれた最初の犬でした。

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2024年10月16日 (水)

子犬は暗くて狭いところが好き

子犬をお迎えすると、かわいくて目が離せなくなるのは当然のこと。
そんなこともあってか、以前ペットショップで販売された子犬に対して、「1週間ぐらい、段ボールに入れて放っておいてください」といった店員がいたそうです。
それはちょっとありえない話ですよね。

しかし、あながち嘘でもないのも事実。
なぜなら、子犬には沢山の睡眠時間が必要なので、構いすぎると睡眠不足で身体的にもメンタル的にも成長を妨げてしまう可能性があるからです。

遊ぶときは真剣に相手をし、静かに寝かせるときは放っておくというメリハリのある生活が子犬にはとても重要です。

家族のいる部屋に子犬のスペースを作ってあげる場合、相手をしてあげられないときはあまり見すぎないことが重要です。
目が合ってしまえば、子犬はかまってもらえることを期待してなかなか寝られませんし、場合によってはかまってほしいと要求してくることもあります。
ということで、視線をあわせない時間も大事です。
もちろん、トイレタイムに関しては、さりげなく観察しながら、タイミングよく片付けることも大事なので、飼い主さんはとても忙しい日々を過ごすことになります。

しかし、小さいころからきちんとおうちのルールを教えてあげることで、犬も人もストレスを減らすことができるので、子犬が混乱しないように、一貫性をもって接してあげましょう。


さて、今日は生後3か月のCくんのカウンセリングがありました。
Cくんにはケージがありますが、サイズ的にはトイレとして利用していて、ケージの隣に小さいフリースペースがありました。
ところが、Cくんは自分からケージの中に入って寝ることがあるそうで、その時トイレが邪魔になっているようです。

ということで、トイレはケージの外のフリースペースに移動し、ケージの中をすっきりさせたら、自分から入って中でくつろいでくれました。

一方トイレの場所を移動したことで、トイレのミスがあるかと思ったのですが、移動先のトイレトレーできちんとトイレを済ませてくれました。
賢いですね~。
おかげで、トイレ掃除のときは、ケージの中にフードを入れると中に入ってくれるので、ドアを閉めれば、トイレ掃除も邪魔されるこもありません。

202410161

子犬にも休む時間は必要なので、出来ればちょっと暗めの隅っこを用意してあげられるといいですね。

※トイレのヒント
子犬の排尿量は少ないので、ついつい1回でシーツを取り換えるのはもったいないと思う人もいますが、匂いのことを考えると、毎回変えてあげることをおすすめします。
その代わり、小さいシーツを2枚並べれば汚れた方を取り換えることで、少し節約することも可能です。

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2024年10月15日 (火)

最終日はヒールワークトゥミュージックのセミナーでした。

JKC主催のドッグダンスイベント最終日はヒールワークトゥミュージックのセミナーでした。

デモ犬を使って、様々な課題をピックアップしながら、解決策の適切なアドバイスをしていく講師からの情報量は多岐にわたり、十分に咀嚼するには時間がかかりそうな一日でした。

何事においても重要なバランス。
そのためには犬にいかに伝えていくかもとても重要なポイントになります。

それぞれの犬の課題は様々でしたが、どの課題も他人事ではありません。
皆さん真剣に耳を傾けていました。

帰り際に、講師のヨハンナさんと見習いAdelと一緒に一枚。

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いろいろな面で、見習いだけでなく、アシスタントのサポートの重要さをあらためて考えさせられた今回のセミナーでした。
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2024年10月13日 (日)

ドッグダンス競技会はヒールワークトゥミュージックでした。

昨日に引き続き、JKCドッグダンス競技会2日目はヒールワークトゥミュージックでした。

我が家はアシスタントがヒールワークトゥミュージックでルーティンを作っていますが、ある程度のムーヴはわかっていて、コンテンツのレベル的にはインターメディエイトクラスですが、メンタル面のリハビリのために、現在はトリーツが使えるファンクラスやアトラクションに出ています。

トリーツ(オヤツ)の使い方は様々です。
ムーヴやトリック、ポジションがわからない犬にトリーツを見せてルアーリングする場合や、上手にできたらその都度ご褒美として渡す場合がありますが、現在の見習いは、気持ちを落ち着けるために使っています。
メンタルがいっぱいになると、吠えが出てしまうからです。

オビディエンスやラリーオビディエンス競技同様、ドッグダンスでも競技中の吠えは基本的にはペナルティの対象となることがあります。
なぜ犬が吠えているのか理由を知ることはとても重要です。
楽しい興奮なのか、ストレスがたまっているのか、理由よってペナルティも変わってきます。

落ち着いたメンタルで作業できることは素晴らしいことです。
もって生まれた気質として兼ね備えている犬もいますが、すべての犬がそうではありません。
ハンドラーのサポートが欠かせません。

今回のアシスタントはやはり始まってすぐにストレスを感じたようですが、トリーツを使いながら落ち着いてもらったところ、短いルーティンですが最後まで踊ることができました。

フィンランドからいらしているジャッジ、ヨハンナさんからは、トリーツがうまく功を奏していたことと、アシスタントの得意な動きを褒めていただき、もっとリラックスできるようにサポートしてあげるようにというアドバイスをいただきました。

オビディエンスはそれなりに自信をもって作業しているアシスタントですが、ドッグダンスはまだまだ緊張するようです。

もうすぐ9歳のアシスタント。
これからのスキルアップというより、まず平常心で長く楽しめるようにサポートしていくことが大事ですね。

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ジャッジのヨハンナ・サーリルオマ氏と。

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2024年10月12日 (土)

JKCドッグダンス競技会に参加しました。

今日は第二回JKCドッグダンス競技大会が開かれました。
我が家は見習いがフリースタイルのカテゴリーでノービスクラスに参戦、

前回から少しリングデザインを変更して臨んだところ、大きな混乱もなく頑張ってくれたのですが、なぜかホワイエの方が気になって、演技中もチラチラ見ては声が出るようになってしまい、後半のコンテンツを2つほど飛ばしてしまいました。

ただでさえコンテンツが少ないルーティンの上、得意のフリップジャンプを飛ばされると見せ場が・・・・。

まぁ、これが見習いが今出来る精いっぱいなのでしょう。

得点は25.1(30点満点)で、26頭中7席でした。

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明日はヒールワークトゥミュージックです。

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2024年10月11日 (金)

ドッグダンスセミナーに参加してきました。

今日はJKC主催のドッグダンスセミナーでした。
お題はフリースタイルにおける演技のポイント

ドッグダンスは大きく分けて2つのカテゴリーがあります。
フリースタイルとヒールワークトゥミュージック。
フリースタイルは、犬に危険が及ばない範囲で様々なムーヴが使えるドッグダンスです。

今日はデモ犬の様子を見学しながら、フリースタイルのルーティンの作り方などのレクチャーがありました。

講師はフィンランドからいらしたヨハンナ・サーリルオマ氏。

とても勉強になる楽しいセミナーでした。

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同伴の犬たちは、セミナーの合間に思いきり遊んで満足できたようです。

明日からドッグダンスコンペです。

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2024年10月10日 (木)

子犬のリードウォーク

愛犬と普通に散歩している様子を見ている人は、子犬を迎えると、同じように落ち着いて散歩できると思っている人は少なくありません。

しかし、子犬は最初から上手にお散歩が出来るわけではありません。
なぜなら、外の様々な刺激に心を奪われて、あっちへフラフラ、こっちにフラフラ、落ちているものに気を取られたり、場合によってはお口に入れて確認してみたりと、いろいろやってくれるものです。

飼い主としては、愛犬の安全確保が第一なので、危険なものに向かおうとしている場合は、リードを止めなければいけません。
そんなときは、リードをグイっと引っ張るのではなく、その場で止めることで、犬に行かないことを伝えるわけです。

基本的にはリードは緩んだ状態で歩けるのがベストですが、前へ前へと引っ張っていこうとする子犬がすぐにできるようにはなりません。

リードがいつも張った状態だと、引っ張って歩くことが習慣になってしまいます。
リードがあってもなくても、飼い主さんのそばにいられるようになるのが目標なので、リードが付いていても、リードが張らずに歩けるようになるといいですね。

さて、今日は若いK君のプライベートレッスン。
先日お会いした時に比べると、ぐんぐん育っているのがわかります。

今日のお散歩レッスンでは、前回と比べ、大分車や自転車への反応が落ち着いてきましたが、若干リードが張り気味とのこと。
上手に歩いているときに、声掛けしたり、褒めることで、K君も飼い主さんの存在を意識する頻度が増えます。

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少しずつ、リードが張らなくても歩けるようになるように頑張っていきましょう。

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2024年10月 9日 (水)

なんですぐやってくれないの?

愛犬に何かをお願いしたとき、愛犬はすぐにやってくれますか?

様々なドッグスポーツの経験がある人は、愛犬にすぐにやってもらうことが前提なので、そのための練習を積んでいます。
すぐにやらないからと言って犬を叱ったりすることは決してありません。
犬がすぐにやりたくなるようにサポートしているだけです。

一般家庭の場合、特にしつけ教室に通った経験がないご家庭が多いと思いますが、日常的に必要な行動のキューを教えることはできても、犬がすぐにやってくれず、何度もお願いしてようやくやってくれたり、お願いしている場所によっては、話を聴いてくれなかったりということがよくあります。

なぜそうなるのでしょうか。

日常生活において、大勢に影響がないようなシチュエーションでは、人は犬に何回も同じキューを出したり、あるいはやってくれなかったとしても、特に問題視していなかったりするときもあるので、犬は「すぐやらなくてもいい。」とか「別にやらなくてもいい。」と学習していきます。

人間の場合、お願いしてもすぐにやらないからと何度も催促すると、「今やろうと思ったのに。」なんていう言葉が聞こえてきそうですが、本当にやろうとしていた犬に何度も同じことを繰り返して言っていれば、犬はそのうちやればいいと学習してしまいます。

もし犬にお願いした時にすぐにやってくれないとすれば、犬がそのお願いの意味を理解していないのか、あるいは、そのうちやればいいと思っているか、あるいは、やることにメリットを感じていないのか、さらには周りの刺激が強すぎて、ハンドラー(飼い主)に集中していないかのどれかです。

これらの条件がすべてクリア出来て、初めて犬はハンドラーのお願いに対して行動に移すことが可能になります。

ちゃんと伝わっているか検証してみることはとても大事ですね。


さて、今日はLさんのドッグダンスプライベートレッスンがありました。
前回、単独バックの導入をしたので、今回までにまっすぐ下がりながら距離を延ばす練習をしていただきました。

バックステップは曲がりやすいので、ターゲットを使うことで、犬に行くべき場所を教えてあげることができます。

前回よりも上手に下げれるようになったLさん。

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あとは、ハンドラーが体符や視符をはずしても、「バック」のキューに反応出来るようにサポートしていきます。

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2024年10月 8日 (火)

愛犬とのコミュニケーションははわかりやすく

犬とのコミュニケーションで使われる言葉は様々です。
「オスワリ」、「マテ」、「オイデ」等々、犬に行動を伝える合図のキューや、「オリコウ」「いい子」などの誉め言葉があります。

これらの、今すぐ伝えたいことは、人間同士でも同様ですが、短い言葉でわかりやすく伝えることが犬の理解を早めることにつながります。
それは、クリッカートレーニングでもわかるように、単一であればあるほど、犬は理解しやすくなります。

もちろん、日常的な会話で、「もうすぐご飯にするからね。」とか、「お散歩に行こうか。」などと言うセンテンスも犬は理解することができます。
なぜなら、前後関係や人間の動きなど全体の状況を観察しているからではです。

202410081
※犬は人が思っている以上に人のことを観察しています。

例えば、仕事に行くときのカバンや洋服などでも犬は状況を把握することができるのと同様です。

しかし、何かを教えようとしているときや、上手に出来たその瞬間を褒めようとしているときに、
「〇〇ちゃん、小さい子がそばにいるんだから、ぴょんぴょん跳びついたらダメよ。」とか、
「〇〇ちゃん、おりこうさんねぇ、ちゃんとフセができたわね。」と言うより、
「オスワリ」とか
「Good!」と言ったように、短い言葉を使った方が、犬はすぐに理解することができます。

我が家でも、就寝時間になれば「そろそろ寝ようか」と言えば、アシスタントはベッドに乗ってきますが、散歩中に車が接近してきて危険を感じたときに、「Vinちゃん、車が来るから、こっちに寄ってね。」なんて悠長なことを言っていて轢かれては困るので、「コイ」のように短くわかりやすいキューを使います。

愛犬とのコミュニケーションはその状況にあわせて、伝わりやすい方法を考えましょう。

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2024年10月 7日 (月)

愛犬はなぜ「マテ」ないのか。

昨日のしつけ相談会でも質問されたことですが、愛犬が待っていられないのはなぜでしょうか。

そもそも、「待つ」シチュエーションはいろいろなので、十把一絡げには出来ません。
お留守番で長時間待っているのも「マテ」ですし、ご飯を目の前にして「マテ」と言われたら食べないのも「マテ」です。
散歩の途中で近所のコンビニに立ち寄ったとき、外で待っているのも「マテ」です。

つまり、いろいろなシチュエーションがあるわけですが、共通しているのは、「マテ」はいずれ終わるということ。

ご飯の場合は、「よし!」と声掛けする人が多いと思いますが、そのほかのシチュエーションではどうでしょうか。

お留守番のときは、飼い主が帰宅した時点で、自動的に「マテ」は終了するし、コンビニのお買い物も同様です。
ご飯は「よし!」の言葉を待っていれば、いずれ食べられることが犬たちは学習していますが、お留守番やお買い物においては、いつ戻ってくるかどうかはわからないので、犬たちは「不安」を感じてしまうわけです。

つまり、「ご飯」の「マテ」と、飼い主の姿が消える「マテ」は別物なので、ちゃんと教えてあげる必要があります。

昨日の見習いのデモでは、座っている見習いから1歩離れて見習いが動かなければ褒める。
2歩離れても動かなければ褒める。
ぐるっと周りをまわっても動かなければ褒める。
離れている時間が2秒、3秒と増えていっても、じっとしていられたら褒めるを繰り返しています。

その先には、ちょっと姿が見えなくなっても必ず戻ってくる練習を繰り返すことで、犬は不安にならないで、待っていればかならず飼い主が戻ってくるということを学習していくわけです。

最初からハードルを上げすぎないことと、「マテ」が終わる「解除」を教えてあげることも大事ですね。

昨日の見習いも、「マテ」が「解除」されてから、ご褒美として一緒に遊びました。

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トレーニングは犬にとっては楽しいゲームになると、学習も速く進みますね。

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2024年10月 6日 (日)

しつけ相談会@港区立有栖川宮記念公園

今日は港区にある有栖川宮記念公園でのしつけ相談会でした。

前半は、犬との優しいくらし方やトレーニングを楽しく続けるヒントなどをお伝えさせていただき、後半は、ご参加者にあわせたお困りごとの対処法などを、デモを交えてお伝えさせていただきました。

デモは見習いが務めてくれました。

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「マテ(静かに待っていること)」の教え方では、細かいステップで 褒めていくことで、犬にわかりやすく伝える方法をお伝えしました。

飼い主さんが見えなくなると不安で吠えてしまうゴールデンさんには、実際にチャレンジしていただき、吠えない時間を少しずつ増やして行かれることを実感していただきました。


また、お散歩中に拾い食いなどで、なかなか飼い主さんに集中できない思春期の男の子には、人と一緒に歩くと楽しいことが起こるかもしれないと伝えることで、地面で探し物をする機会を減らしてあげるようにすると、楽しそうに付いてきてくれました。

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犬育ては一日では出来ませんが、日々の一貫した接し方で、必ず犬に伝わります。
要はあきらめないこと。
根気よく繰り返していきましょう。

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2024年10月 5日 (土)

「お手」「お変わり」はいらない?

子犬が来ると、すぐに教えたくなるのが、オスワリやマテ、そして「お手」「お変わり」。

最近は我が家の犬たちに駆け寄ってくる子供さんは少なくなりましたが、初代のボーダー・コリー母子は怖い顔をしていないタイプだったので、駆け寄ってくる子供たちが必ずといっていいほど、「お手」と声をかけてきました。
つまり、犬と言えば「お手」と「お変わり」が出来て当たり前と言う風潮があったようです。

私は「お手」「お変わり」を芸として教えてはいません。
散歩から帰って足を拭くときに、それぞれの4本の足に名前を付けることで、拭く足の弁別を犬にしてもらうために教えているので、前足だけでなく、後ろ足にも名前を付けています。
たまに、このキュー(合図の言葉)がドッグダンスのトリックになることもありますが、そもそもは日常生活を円滑にするためのキューです。


今日は若いYさんのプライベートレッスンがありました。
足の爪切りの話が出たときに、なかなかYさんが足を触らせてくれないので、足拭きまでは出来ても、爪切りまでは難しいと飼い主さんがおっしゃるのを聞いて、「お手」「お変わり」を教えているかどうかお聞きしたら、獣医さんに必要ないと言われたために教えなかったとおっしゃっていました。

愛犬の足を拭くとき、人が犬の足を掴むよりは、犬の方から足を出してくれた方が拭きやすいし、犬にもストレスはかかりづらいはずです。

ということで、今回は「お手」「お変わり」の導入。

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Yさんが、手を触らしくれたり、自分から私の足や手に手を出してくれたらすかさずクリックアンドトリーツで強化していきます。

飼い主さんと一緒に、オモチャの引っ張りっこも出来るようになったYさんですから、おそらく「お手」「お変わり」も楽しく学んでくれると信じたいところ。

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焦らず、ゆっくり行きましょう。

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2024年10月 4日 (金)

呼び戻しは子犬のころに教えるのが簡単

一般的に、子犬は動くものを追いかけようとする習性があるだけでなく、人との親和性を求めるので、自分からハンドラー(飼い主)を追いかけてくるものです。
なんの駆け引きもなく追いかけてくる子犬。
この時期を逃さず、「呼び戻し(招呼)」をきちんと教えてあげると、思春期に多少山や谷はあったとしても、確実に戻ってくる犬になるはずです。

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このとき、我が家の見習い(当時生後3ヵ月半)は同居犬と一緒に遊んでいたのですが、遊んでいる途中で呼び戻してご褒美をあげたらまた自由にしてやるということを繰り返したことで、戻ってくることが楽しいことの終わることではないと学習し始めました。

犬のお友達と遊んだってかまいませんが、呼ばれて戻ってこられるようにサポートしてあげることが、愛犬の安全確保のためにも不可欠です。

まもなく3歳を迎える見習いは、相変わらず人や犬に興味津々で、糸の切れた凧のようになりがちですが、とりあえずは戻ってきてくれるので、安全は確保できそうです。

犬も思春期に入ると、様々な刺激に心奪われ、なかなか戻ってこられない状況が増えてきます。
なんの迷いもなく追いかけてくれている時期を逃さないで、呼び戻しを楽しく教えていきましょう。

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2024年10月 3日 (木)

2024年12月WBWイベントのご案内

2024年12月は以下のイベントを開催いたします。

①12月19日:愛犬との関わり方とドッグトレーニングの基礎ワークショップ
②12月20日:WCRL規定ラリーオビディエンストライアル

場所:ドッグリゾートワフ、インドアドッグラン

🍀詳細🍀
①愛犬との関わり方とドッグトレーニングの基礎ワークショップ
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対象:これからドッグスポーツを始めたい、ドッグスポーツを始めたけれどうまくいかない人と犬(生後6ヵ月以上8歳未満)
概要:科学的に立証されている犬の学習理論や行動学を踏まえ、犬との関係性を構築しつつ、犬にスキルを伝えていく基礎を学んでいただくワークショップです。
犬たちが楽しそうにやっているドッグスポーツを見て、いざ自分もやってみようと思ったけれど、犬がやる気になってくれない。
いろいろなことを教えたいのに、オヤツが手からはずせない。
など、これから愛犬とドッグスポーツを楽しみたいと思っていらっしゃる方や現在悩んでいらっしゃる方を対象に、初めの一歩からお伝えさせていただきます。
ワークショップに参加できるパートナー犬は生後6ヵ月以上8歳未満ですが、対象年齢外の場合はご見学も可能です。
参加費:12,000円  見学:6,000円
最低催行参加人数:5ペア
定員:10ペア
時間:10:00-15:00(予定)

 
②WCRL規定ラリーオビディエンストライアル
202410032


WCRL規定の正式競技です。
クラス:Level 1A、1B、2A、2B、3A、3B、ベテランA、ベテランB
参加費:6,000円(1エントリー)
WCRL登録費:6,500円(1頭)
(登録はご自身でWCRLあるいはUSDAAのホームページから行うことも可能です。犬の登録が出来ていないと、競技結果が反映されません。)
ジャッジ:
川端千賀子氏(WCRL公認ジャッジ)
三井 惇 (WCRL公認ジャッジ)


🍀お申し込み方法🍀
以下の内容をメールにてお申込みください。

①ワークショップ
1.参加者のお名前(フリガナ)
2.参加の場合のパートナーの名前(フリガナ)
3.参加犬の犬種・性別・年齢
4.メールアドレス(PCからのメールが受信できるアドレス)
5.woofご同伴者の数・・・大人○名 子供○名 犬○頭
6.woofご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人○名 子供○名 犬○頭
7.参加者のご住所とお電話番号
8.愛犬とドッグスポーツをやるにあたって今問題となっている課題

②WCRL規定ラリーオビディエンストライアル
WCRLあるいはUSDAA登録:
済んでいる(犬の登録番号:      )
済んでいない:同時登録を希望する(6,500円) / 自分でする
2.ハンドラー名(アルファベット):
3.パートナーの名前(アルファベット):
4.犬種および性別:
5.犬の生年月日:
6.犬の体高(肩の位置で):
7.参加クラス:
LEVEL1A、LEVEL1B、LEVEL2A、LEVEL2B、LEVEL3A、LEVEL3B、ベテランA、ベテランB
※参加クラスについては詳細をご確認の上、対象クラスのみ残してください。
8.参加者のご住所ご連絡先電話番号:
9.課目修正申請がある場合は以下にお書きください。
例:ハードルの高さを〇〇センチにしてほしい。
10.お弁当の数
11.woofご同伴者様の数・・・大人○名 子供○名 犬○頭
12.woofご宿泊の方の数(ご本人も含めます)・・・大人○名 子供○名 犬○頭

お申込みアドレス:info@wanbywan.com
お申込み開始日:2024年10月5日20:00から
お申込み締切日:2024年11月30日
※ワークショップは定員に達した場合は早く締め切ることがあります。

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2024年10月 2日 (水)

子犬散歩のポイント

子犬の初散歩には個体差があります。
尻込みして玄関から出られないタイプもいれば、グイグイいく子もいます。
どちらにしても、多少慣れてくれば、外は刺激がいっぱいなので、子犬にとっては興味津々。

つまり、最初からハンドラー(飼い主)の横を落ち着いて歩ける子犬などはいません。
もちろん、おうちの中で練習を重ねていたとしても、ハンドラーよりも周りばかりに気がいって集中できないわけです。
つまり、ディストラクションに負けてしまうということです。

そんな子犬に任せて後をついて歩いていると、子犬はますます外の刺激に吸い寄せられ、後々困ったことになりかねません。
それが、

風に舞う落ち葉を追いかける ⇒ 拾い食い
動くものに興味津々で先に行こうとする ⇒ リードの引っ張り
動くものにロックする ⇒ 鳥、自転車や車などを追いかけたり跳びつく

などに繋がっていくので、小さいころからのコントロールは大事です。

コントロールは、リードでコントロールすることも安全確保には不可欠ですが、それ以上に、子犬を暇にさせないことが重要です。

子犬は動くものにつられるので、ハンドラーが子犬の後ろから子犬を追いかけていくようでは、ハンドラーはいつまでたっても子犬の視界には入ってきません。

さて、今日はKくんのお散歩レッスン。
Kくんより大変なのが飼い主さん。
リードの持ち方や、褒めるタイミング、ご褒美のあげ方。
ひとつひとつ馴れていただくことが大事ですね。

202410021

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2024年10月 1日 (火)

ハウストレーニングは早い方がいい

子犬のころはケージの中にハウス(寝る場所)を入れているご家庭もいらっしゃると思いますが、ある程度成長してトイレの場所をちゃんと覚えられるようになると、ケージやハウスをはずしてしまわれるおうちが多いようです。

なぜか。

もう悪戯しないから。
トイレを失敗しないから。
ハウスに入れるのはかわいそうだから。

ハウスは子犬のミスを減らすための環境設定としてとても効果的ですが、大人になったからと言ってはずしてしまう必要はありません。
なぜなら、ハウスは安全な寝場所でもあるからです。

様々なドッグスポーツにおける犬の待機場所は当然ハウスになります。
ハウスで休んでいることができるからこそ、出番のときに本領が発揮できるというものです。

そして、ドッグスポーツをしなかったとしても、旅先で休む場所としてハウスがあることは、犬にとってはストレスの軽減になります。
レストランでの食事中も、テーブルから落ちてくるかもしれない食べ物を待ってソワソワしたり、隣の席の犬にちょっかいを出されないかとドキドキする必要がありません。
お部屋でお留守番になったとしても、備品にいたずらしたり、粗相をしたりするのではと気がきでなくて、お食事を楽しめないということもありません。

日常的にお留守番しているときも、家全体を守らなければいけないという使命を与えるより、自分のハウスでゆっくり寝ていられるようになると、犬も安心できます。

慣れてくればハウスの扉を閉める必要はありません。
自分が一人になりたいときに、自発的にハウスに入れればいいのです。
当然、閉められても不安にならないことが重要です。

さて、我が家の犬たち、私の留守中は自室で留守番ですが、ソファでノビノビ寝ているときもあれば、ハウスにはいっていることもあります。
ハウスが安心できる場所とわかっているからこそ、自分から入ってくつろげているわけです。

202410011
※アシスタントは左のクレートで寝ています。


大人になってから教えるとどうしても時間がかかりますが、子犬のころは楽しいことに関連付けて教えてあげると、すぐに入れるようになります。
なぜなら、犬はもともと暗くて狭いところが好きなのですから。

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