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2024年8月 7日 (水)

音響シャイのはなし

「音響シャイ」とは、雷や花火など、大きな音に対して犬が恐怖を抱いて委縮する状況になることを言います。

そもそも、雷や花火は犬にとって理由がわからない音なので、犬はその音が聞こえないところに行きたいので、とにかく早くその場から離れたい気持ちでいっぱいになるわけです。
理由のわからない音は犬にとっては不安の元になります。
目の前で本を落とすのとはわけが違います。

音響シャイが酷くなってくると、野球の金属バットが球を打つような音さえも犬を不安にさせてしまいます。

我が家で音響シャイを発症した犬は初代のボーダー・コリーで、2歳半ぐらいになって突然でした。

その他の4頭は問題ありませんでしたが、現在の見習い210ヵ月が今年になって不安度満載になっています。
今年はゲリラ豪雨や雷雨が多いので、過敏になっているのでしょう。

今日も19時半ごろから遠くの雷鳴が聞こえ始めました。
一瞬花火かと思ったのですが、だんだんと近くなってくるので雷と判明。

2
階のダイニングで夕食を食べていたら、キーという、黒板を引っ掻くような音が聞こえました。
テレビが点いていたので、テレビの音かと思っていたのですが、10分くらいしてまた同じような音が聞こえました。

慌てて上階の自室に行くと、見習いが部屋から飛び出してきました。
「キー」は見習いの鳴き声だったようです。
普段は聞かない声です。

我が家は基本的に2階のリビングダイニングに犬は入れません。
しかし、見習いにとっては緊急事態なので、私が食事をしている間2階で放っておくことにしました。
見習いが安心できる場所を見つけてくれればそれはそれでいいと思ったからです。
しかし、見習いはどこにいても落ち着きません。

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食事中、私は特にこちらから声をかけませんでしたが、傍に来た時に「タッチする?(ハンドタッチ)」と聞いてみたところ「今それどころじゃない!」というので放っておきます。

食事が終わって、犬たちのごはんの用意を始めたら少し気分が切り替わったのか、3階に運ぶ時一緒に着いてきて、いつも通りハウスに入ってご飯を完食することが出来ました。

とりあえずよかった。

酷い時は何も食べられないほど不安を感じる犬もいるので、サポートは大事ですね。
大丈夫を増やしてあげることが大切です。

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