犬に行動を教えるときに基本となる3つのD
おそらく以前にも書いています。
競技会に出るとか出ないとか関係なく、愛犬に一つの行動を教えようとするとき、例えばそれが「オスワリ」であろうと「お手お変わり」であろうと、きちんと伝えたときに犬がやれるかどうかは、教え手のスキルがとても重要になります。
ちゃんと教えてあげていないのに、「この子は馬鹿だからできない」と言われてしまうのは犬にとってアンフェアな話。
ということで、何を教えてもいいのですが、基本となる3つのDがちゃんとクリア出来ているかどうかを検証してみて、初めてその行動を理解したと考えることができるので、3つのDを覚えてくださいね。
初めに提唱した人が英語圏の人ですから、当然Dは英語の単語の頭文字になります。
・Duration (持続時間)
・Distance (距離)
・Distraction (刺激)
もちろん、ドッグスポーツの競技を目指す場合、さらに必要なエレメントが出てきますが、一般的に行動を教えるにはこの3つを抑えていれば十分です。
・持続時間とは、犬にその行動をお願いした時、一瞬芸ではなく、持続できるようにしてあげるというもの。
オスワリをお願いした時、一度は腰を下ろしても、すぐ立ち上がってどこかに行ってしまう場合、オスワリの持続を教えてあげなければいけません。
つまり、腰を下ろしただけでオスワリが完成するのではないということですね。
飛びつかないでじっとしていてほしいのに、腰を下ろしてすぐぴょんぴょんされては、オスワリを教えたことにはならないというわけです。
・距離とは、犬とハンドラーとの距離です。
目の前ならオスワリできても、1メートル、場合によっては数メートル離れてしまうとオスワリができないのであれば、オスワリの意味がまだちゃんと理解できていないことになります。
そのためには、少しずつ距離を伸ばしていく練習が欠かせません。
・刺激とは、犬のきもちをそいでしまうような様々な事象です。
犬によって、それは人だったり、他犬だったり、あるいはバイクや車だったりと、刺激になるものは違います。
こういった刺激が視界に入っていても、平常心でお願いされたことができるようにサポートしていくことが重要です。
これらのDを考慮したうえで、一つ一つゆっくり教えてあげると、犬たちは勘違いすることなく、確実に行動を学習することができるので、人間側の忍耐が欠かせません。
さて、今朝の練習場は犬たちの遊び場状態でした。
そんな中でハードルを上げすぎて、エラーばかり起こさせてしまうのは犬の学習の足を引っ張ってしまうので、簡単な脚測練習を短めに開放しながら見習いの練習を行いました。
犬の社会化とは、人も犬も、車もバイクも、世の中にはあって当たり前なので、気にしないでいられるようにサポートしていくこと。
競技練習とは関係なく、そんな日々の練習も若犬には必要です。
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