適当に教えると、結果も適当になる
なんとも当たり前なお題ですが、昨日たまたま見習いとドッグダンスのトリックで使う「ロールオーバー」の練習をしていて、愕然としたのでそのお話です。
ロールオーバーとは犬が伏せからゴロンと横になって、そのまま一回転してまた伏せに戻るというトリックです。
見習いに教えたのはもう半年以上前で、最初はルアーと言って、オヤツで誘導しながら動きを教え、その後オヤツをはずしてハンドシグナルで回れるようになり、最近では私がかがまなくても、ちょっとしたハンドシグナルでゴロンと回れるようになっていたのですが、昨日久しぶりにお願いしたら、勢いあまって、真横に回るのではなく、そのまま私の方にぶつかってしまいました。
つまりまっすぐ転がらず、斜めに曲がって転がったということです。
転がることは転がれたので、ある意味成功と思われがちですが、この動きを私と向かい合わせで行えば、当然エンディングの位置は私の足とぶつかります。
また私の足の間でこの動きをスタートしたとしたら、エンディングの場所は私の足の間にはなりません。
つまり、未完成でした。
なぜそんなことになったのか。
転がれたことで、ある意味「出来た」と思ってそのまま放置していたのがいけなかったということです。
どの方向に転がって、着地はどこにしてほしいのかを確実に伝える必要があったのですが、教えた当初はこんなに曲がらなかったので、ここまで誤差が出るとは予想していなかったというわけです。
そこで、今日はもう一度リマインドを兼ねて体の使い方を伝えてみました。
ここでもう一つ重要なのは、スタート位置と姿勢をきちんと教えること。
はたしてうまく修正できるでしょうか。
何事も、確実に伝えることが大事ですね。
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