子犬の呼び戻し
ドッグランで楽しそうに走り回っている愛犬を呼んだとき、とりあえず戻って来てくれますか?
呼び戻し(リコール)はドッグトレーニングの基本です。
愛犬の安全確保には欠かせない呼び戻しですが、なかなかうまくいかないことが多いようです。
それはいったいなぜでしょうか。
子犬の頃はあんなに追いかけてくれたのに、散歩に出て、世界が広がると、いつの間にか飼い主を忘れて楽しく遊びに興じる子犬たち。
ある意味あたりまえのことです。
子犬の頃追いかけてくれたし、呼べば戻ってきたから「大丈夫」と思ってドッグランに連れて行ったら、飼い主のことなんかすっかり忘れて戻ってこない。
当然です。
そうならないためにはどうするのか。
大人になって、ちゃんとコミュニケーションが取れて信頼関係が築けるようになるまでは、何度でも戻ってきた子犬を沢山褒めて、戻るといいことがあると子犬に刷り込んでおく必要があります。
昨日は戻ってきたから今日も大丈夫と思って気をゆるしていると、いつの間にか戻ってこない犬になってしまうこともあります。
今日はちょっと音に対して繊細なDさんのプライベートレッスンがありました。
おうちのご近所が建設現場になっていることもあり、音がするとビクッとしたり、慌てておうちに帰ろうとしたりと、まだまだお散歩が楽しめないDさんですが、公園に行くと楽しそうに走ります。
飼主さんもそんなDさんを見るのが楽しそうです。
今のDさんは、呼ばれるとすぐに戻ってきます。
なぜなら、まだまだ周りが怖いからです。
戻ってきたら必ず褒めてご褒美をあげるようにお願いしました。
Dさんは、今は嬉しそうに走って戻ってきますが、Dさんが自信をつけて、怖いものがひとつふたつと減ってくると、今度は周りの誘惑に負けて戻って来られなくなるかもしれません。
そうならないように、呼んだらとりあえず戻ってくることを習慣にすることが重要ですね。
戻ってきたときのご褒美は、オヤツだけでなくライフリワードとして「また自由にしていいよ」とフリーにしてあげたり、一緒に遊んであげることも大事ですね。
賢いDさん、これからが楽しみです。
----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「ドッグトレーニング」カテゴリの記事
- フロントポジションを教える(2025.01.21)
- 形も大事(2025.01.20)
- 平常心を保つのは難しい(2025.01.19)
- 刺激を刺激でなくす方法(2025.01.17)
- 犬のきもちを知る(2025.01.16)
「犬との生活」カテゴリの記事
- お散歩練習(2025.01.22)
- 犬も神経使います。(2025.01.18)
- 刺激を刺激でなくす方法(2025.01.17)
- 犬のきもちを知る(2025.01.16)
- ドッグランの使い方(2025.01.15)
「ドッグライフアドバイス」カテゴリの記事
- お散歩練習(2025.01.22)
- 形も大事(2025.01.20)
- 平常心を保つのは難しい(2025.01.19)
- 犬も神経使います。(2025.01.18)
- 刺激を刺激でなくす方法(2025.01.17)
「パピーレッスン」カテゴリの記事
- お散歩練習(2025.01.22)
- 犬も神経使います。(2025.01.18)
- ハンドタッチ(ノーズタッチ)を教える(2025.01.12)
- 犬との遊びはコミュニケーション(2025.01.08)
- 犬と子供(2024.12.13)
「犬のデイリートレーニング」カテゴリの記事
- お散歩練習(2025.01.22)
- 形も大事(2025.01.20)
- 犬も神経使います。(2025.01.18)
- 刺激を刺激でなくす方法(2025.01.17)
- 犬のきもちを知る(2025.01.16)
「パピートレーニング」カテゴリの記事
- お散歩練習(2025.01.22)
- 犬も神経使います。(2025.01.18)
- 犬と一緒に寝たらいけない?(2025.01.11)
- 犬との遊びはコミュニケーション(2025.01.08)
- 犬と子供(2024.12.13)
「子犬生活」カテゴリの記事
- お散歩練習(2025.01.22)
- 犬との遊びはコミュニケーション(2025.01.08)
- 疲れた犬はいい犬(2024.12.26)
- 犬育ては家族みんなで(2024.12.24)
- 犬と子供(2024.12.13)
コメント