「社会化」が続く理由
子犬の「社会化」の重要性はいつも書いていることですが、大人になっても「社会化」は終わらないとも書いています。
「社会化」は犬にとって、人間社会で生きやすくしてあげるための重要なサポートです。
人間の子供と違い、言葉で言って納得させることはとても難しいので、犬自身に納得してもらうことが重要な「社会化」です。
先日、我が家の犬たちは、バイクやトラック、自転車などには全く反応しないと書きました。
場合によっては、車が走ってきても避けてくれるだろうぐらいの感覚で動かないので、逆に危ないくらいです。
さて、今朝の散歩中、近所の空き地で新築工事が始まり、大型トラックがふさいでいる道の端っこを避けながら歩いて公園に入りました。
その後排泄中の見習いが、トラックから大型重機が降りてくるのを見てびっくりして吠えました。
スピードはありませんが、大きめの音を立てながらトラックから降ろされ、ゆっくり動いていくアースドリルは次に降りてくるユンボよりも怖かったようで、背中の毛を立てながら仁王立ち状態。
一度、後ろに下がりながら名前を呼びましたが、最初は聞く耳持たず。
何度か呼んだところ、ようやく気付いて戻ってきました。
少し落ち着いたのか、背中の毛も立っていません。
少し距離をとったところで、動くアースドリルを見ているうちに、ようやく自分には関係ないと納得した見習いは、その後は普通に道を歩いて帰ることができました。
吠えたことを「イケナイ」と叱ってもおそらく犬は意味が分からないので、一度冷静に戻してあげて、自分で納得するまで待つことが大事です。
「大丈夫、大丈夫」と言いながら近寄る必要もないし、逃げる必要もありません。
落ち着くのを待ってあげましょう。
もちろん、落ち着ける距離を取ることがポイントです。
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