オビディエンス世界大会
週末はラトビアで開催されたFCIオビディエンス競技のライブを観ていました。
世界大会には各国から数チームずつがエントリーし、日本からも代表メンバー3ペアがエントリーしていました。
世界大会のジャッジは当然のことながら大変厳しく、普段国内大会で頂いているような得点はなかなか出ません。
そもそも、ファイナルい出られる上位20ペアを決める競技ですから、重箱の隅をつつくように減点されていきます。
陸続きの欧州勢と違い、遥か海を越えて参加する日本チームは様々な点でハンディを抱えていますが、それぞれが今出来る精いっぱいのことをやり遂げたはずです。
犬たちの素晴らしい作業もさることながら、ハンドラ―の一挙手一投足にも目がいってしまいます。
FCIオビディエンス競技においては、遠隔作業以外では声符(言葉のキュー)のみしか許可されず、視符や体符はペナルティとなります。
そのために、ハンドラーは余計な動きをしないように、細心の注意をして臨みますが、場合によってそれが不自然に見えてしまうこともあります。
左右の腕の動き一つとっても、明らかにターゲットのように動かない腕や手は違和感があります。
しかし、人間なので癖もあるので、紛らわしい動きをしないためにも、自分自身の動きにはチェックが必要です。
我が家も日々の練習を動画に撮っていて、犬の動きの甘さをチェックするだけでなく、ハンドラ―の動きがおかしくないかも確認しています。
元々猿手(腕)なので、どうしても腕をニュートラルに振ろうとすると、肘から先が外に向きがちです。
これも気を付けないと視符にとられてしまうかもしれませんね。
さて、今朝の練習場には一般の飼い主さんたちがお散歩がてら井戸端会議をしていました。
いつもならば、犬を見ただけで大興奮の見習いでしたが、他の犬たちが無視してくれているので、見習いも気にせず練習することが出来ました。
道端で遭遇する犬も、「一切関係ありませんオーラ」を出していてくれると、見習いもチラ見程度で素通りできますが、ギャンギャン吠えられたり、リードを引っ張りながら向かって来ようとするとジタバタします。
無視できるようになるまであとどれくらいかかるでしょうね。
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