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2024年7月27日 (土)

子犬との遊び

子犬との遊び方の話しは前にも書いていたように思いますが、上手に遊べていますか?

子犬によく噛まれるという人の多くは、ご自分の手をオモチャ代わりにしている場合があります。
子犬の前で、手をヒラヒラさせながら挑発していると、いつしか子犬は手を噛んでもいいオモチャと認識して、甘噛みがエスカレートしていくことがあるので注意が必要です。
特に被害者になるのが男性です。
なぜか、男性の方が手でちょっかいを出す方が多いようですね。

オモチャを介して遊ぶことで、噛んでもいいのはオモチャで、手はダメだよということも教えることが出来ます。
もちろん、手に歯が当たったからと言って「イケナイ!」と言いながらバシッとするわけではありません。
アクシデントは誰にでもあるので、「痛い」と言って一度動きを止めたり、遊びを中断することで、子犬は何かあったかもしれないと学習していくわけです。
くれぐれも、グーを子犬の口に突っ込んだりしないでくださいね。

子犬にとってのオモチャは、齧りやすかったり、噛みやすいもの、コロコロ転がるものなどが好まれます。
場合によっては破壊してしまうので、その子のパワーに合わせて、与えたままでも大丈夫なものと、人間と一緒に遊ぶ時用のものとを分けておくことも重要です。

破壊しづらいタイプのものは、一人遊びに丁度いいので、そう言ったものは、ハウスやケージで退屈しているときに渡しておいて、引っ張りっこや、投げて遊んだり出来そうなものは、人と遊ぶ時に出してあげて、終わったら片づけるようにすると、犬が勝手に一人遊びで破壊することを防ぐことが出来ます。

遊びは犬の脳の活性化にも重要なので、退屈させないような工夫も大事ですね。

また、一緒に遊ぼうと思ったときに、あまり沢山のオモチャを出してしまうと、犬の気が散ってしまい、人と遊ぶよりも、一人遊びを選択してしまうこともあるので、出来ればお気に入りを一つ出して、一緒に遊んでもらえるように上手に誘ってあげるといいでしょう。

遊びはコミュニケーションのひとつなので、ある意味真剣に、短い時間でもいいので、楽しい時間を共有することが大事です。
犬が自分から離脱してしまう場合は、飽きてしまっているので、強要するのではなく、飽きる前に人がコントロールして「おしまい」にしてあげると、次に遊ぶことを期待するようになります。

これは遊びに限らず、トリックを教えたりするときも同様で、ご褒美をあげながら楽しくトレーニングをしていたとしても、子犬の集中力はあまり持続しないので、短い時間で休憩を入れながらやることがポイントです。

お勉強も犬にとっては遊びのひとつなので、何事も飽きないうちに終わらせてあげましょう。

また、おもちゃ遊びは子犬に限ったことではありません。
大人になっても、犬たちは遊びが好きなので、引っ張りっこや追いかけっこなど、楽しい時間を共有できるといいですね。

今年11月で9歳になるアシスタント
オモチャ遊びはまだまだ興奮して付き合ってくれます。

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