考える間待ってあげる
犬たちは日々様々な刺激を受けながら、自分で考え、判断して生きています。
もちろん、犬任せにしていては犬の安全は確保できないので、人間側のサポートは欠かせませんが、犬が自信を持って行動できるようになるには、ある程度犬が自分で考える時間を与えてあげる必要があります。
以前、昔からの犬仲間と公園でおしゃべりをしていた時のこと。
まだ子犬の小型犬を連れてきた男性が、犬たちが集まっている様子を見て尻込みしていた愛犬を抱き上げて、「ほらほらお友達だよ。大丈夫だから。」とバーニーズマウンテンドッグやボーダー・コリーの顔の前に差し出したことがありました。
仲間内では、大人しい犬たちとわかっていますが、その方にとっては初対面の犬たちです。
もちろん、子犬にとっても初対面。
結果は予想通り子犬がギャン泣きし、抱かれている飼い主さんの腕の中から逃げようと暴れていますが、男性の腕に抱かれた子犬が逃げられようもありません。
私はあまりに可哀そうだったので、「地面に降ろして、リードを緩めて様子を見てあげて下さい。子犬が自分で安全を確認できれば、自分から近寄っていかれますよ。」とお伝えしましたが、待つことがもどかしかったのか、地面に降ろしたものの、リードを引っ張って犬たちに寄せようとしていました。
その子にとって「お友達」や「大丈夫」の言葉は、恐怖体験と結びついてしまったかもしれませんね。
さて、今日はお留守番中のM君のシッティングを兼ねてM君と遊んで帰ってきました。
今日の遊び道具はコーンとポールでキャバレッティもどき。
M君は、家の中に持ち込まれたこの知らない物体に対しては、最初はあまり気にしていませんでしたが、ポールが置かれると様子が変わりました。
ポールの間にM君の好きなオヤツを落としてみましたが、おっかなびっくりで、手前のオヤツは取れても、中ほどのオヤツは難しいようでした。
目的はポールを上手にまたぐことではなく、そういうものがあっても、自分から安全を確認して歩いてもらうこと。
私は何も言わずに、オヤツだけを置いて様子を見ていると、M君は私の傍まで来て、オヤツを取って欲しそうにしています。
いやいや、自分で取れるはず。
私が黙って見ていたので、最後は意を決して自分で取りに行き、そのあとは、ポールをまたぐなんて全然問題ないように楽しそうにポールをまたいでくれました。
自分で自信をつけてもらうためには、待つことが大事ですね。
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