« 経験値を少しずつあげていく | トップページ | (子)犬への接し方は、その先のことも考えて。 »

2024年6月11日 (火)

ただトリックを教えるのではなく、言葉を教える

愛犬にいろいろなトリックを教えるのは楽しいものです。
出来るようになればさらに楽しいですね。

しかし、単に楽しいだけではなく、日常生活にも役立つ行動にも繋がるので、わかりやすく伝えてあげることが大事です。

例えば、訓練競技の課題にある「持来」。
競技課題では、木製ダンベルだったり、ダンベルの形をしたものを犬に咥えて持って来させるものですが、これはダンベルだけの話ではありません。
「持ってこい」(我が家ではTake!)のキューを犬がきちんと理解していれば、落としたボールペンや鍵も喜んで拾ってきます。

先代アシスタントは、本当に拾うのが大好きで、なんでも拾ってくれました。
ダンベルはもちろんのこと、オビディエンスの競技で使うコーンまでも拾って片づけてくれるほどでした。
なぜなら、彼女が仕事をしてくれたら「ありがとう」と言って必ず報酬を出していたからです。
食いしん坊だったからと言われてしまえばそれまでですが、そもそも強制では教えていないので、彼女にとって「持来」は楽しいゲームのひとつだったからです。

現アシスタントも、御願いすると大体持ってきてくれます。

202406111

202406112
注意:バイト(噛み)の強い子の場合は、持ってくる物を壊してしまう可能性があるので、ソフトバイトから教えてあげるといいかも知れませんね。


さて、今日はドッグダンスの定期レッスンがありました。
ラージサークルを教えたLさんにラージサークルのキューを言ったら、御自宅で手前のリビングの扉が閉まっていて入れなかったので、ぐるっと周って奥の入り口からリビングに入ったそうです。

犬が言葉の意味を理解できていれば、そのキューを汎用させて、様々な行動がとれるわけですね。

ただ面白いからと教えるのではなく、日常的にも役立つ行動につなげて行かれるといいかも知れませんね。

----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

|

« 経験値を少しずつあげていく | トップページ | (子)犬への接し方は、その先のことも考えて。 »

ドッグダンス(K9フリースタイル)」カテゴリの記事

ドッグトレーニング」カテゴリの記事

犬との生活」カテゴリの記事

ドッグライフアドバイス」カテゴリの記事

犬のデイリートレーニング」カテゴリの記事

ドッグトリック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 経験値を少しずつあげていく | トップページ | (子)犬への接し方は、その先のことも考えて。 »