「うちの子は大丈夫」は大丈夫じゃないかもしれない話。
ブログでよく書いているのが、散歩中の犬同士の遭遇の際、「うちの子は大丈夫」と言いながら、ご自分の犬を自由にこちらに向かわせてくるというシチュエーションにどう対処するかということ。
恐らくその飼主さんは、自分の犬が誰とでも仲良く接することが出来るという自負があるのだと思います。
そんな愛犬と暮していると、お散歩の緊張感も軽減されて羨ましい限りです。
しかし、相手の犬がフレンドリーとは限らないので、この「うちの子は大丈夫」は全然大丈夫じゃない場合があることを予測しておく必要があります。
グイグイ向かって来られても大人の対応が出来る犬ばかりではありません。
興奮して吠えてしまったり、あるいはその犬に向かって行こうとして飼主さんを転ばせたりすることもあるでしょう。
お互い小型犬であれば、意気投合したとしても大きなトラブルにはなりませんが、相手がアクティブな中型犬やパワーのある大型犬の場合、一緒にいる飼い主さんが怪我をする可能性もありますし、場合によっては、「うちの子は大丈夫」の当の本犬が、相手との体重差で怪我をしないとも限りません。
大人しい大型犬を連れているいる人はあまり気にしないかもしれませんが、まだまだ若い犬の場合、身体は大きくておっとりしていそうに見えても、中身は子供なので、はしゃいでコントロール不能になることもあるため、オーナーさんとしては、相手に怪我をさせてはいけないと緊張してしまうことも少なくないでしょう。
「うちの子は大丈夫!」と近寄せる前に、相手の意向を確かめることも必要ですね。
今日散歩の途中、階段で遭遇した中型犬の飼い主さん。
あまり広い場所ではなかったので、「お先にどうぞ」と避けて下さいました。
いわゆる出会いがしらでの遭遇だったので、多少我が家の犬たちもバタついていましたが、相手の飼い主さんがリードを短めに持って避けて下さっているので、こちらもその方と反対側に犬を寄せてすれ違うことが出来ました。
大したことではありませんが、お互いちょっとした気遣いでトラブルを避けることが出来ます。
たとえ「うちの犬は大丈夫」だと思っていても、相手への配慮は大事ですね。
因みに我が家の見習いも基本的にはフレンドリーですが、相手が攻撃的な場合は、防御に出ることもあります。
そのために、どんなに挨拶に行こうと尻尾を振り回していても、公道での遭遇はスルーするように伝えています。
公園など、広い場所でお互いのスペースや逃げ場が取れるときは、きちんと確認してから挨拶させてもらうこともありますが、家庭犬であっても競技犬なので、犬が視界に入っても気にしないでいられるようになってもらいたいのが本音です。
今朝は練習中に2度もサッカーボールが飛び込んできて、必死にこらえた見習いでした。
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