やって欲しくない行動への対処
犬と一緒に暮らしていると様々なトラブルに見舞われます。
この場合、トラブルは犬にとってではなく、人にとってということはいつもと同じです。
つまり、人にとって犬にやって欲しくない行動を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
「NO!」と言って一度で伝わればそれで問題にはなりませんが、そうならないので人はイライラしたり、犬は何度も叱られなければいけなくなります。
なぜ一度でわからないのでしょうか。
犬は人をよく観察しているので、「NO!」と言われたときのハンドラ―の口調や態度で、何か悪いことをしたのかもと感じますが、「何が」悪いのか犬はわからないのです。
例えば、よくある話ですが、トイレの失敗。
失敗を叱っているつもりが、犬は排泄すると叱られると思って、人が見ていないところで隠れて排泄するようになったりします。
つまり、「NO!」を教えるのはとても大変と言うことです。
では、どうすればいいのか。
叱るのではなく、やって欲しい行動を教えた方が早いということです。
ちょっと考え方を変えてみると、愛犬との意思の疎通が簡単になるかもしれませんよ。
さて、今日は若いLさんのプライベートレッスンがありました。
Lさんはお散歩中にいろいろ落ちている物が気になるそうです。
そこで、レッスン初日の今日は、家の中でリードを使ってお散歩シュミレーション。
ディストラクションを入れながら、やって欲しい行動を強化していきました。
手順に慣れてきたら、外でもうまく出来るように練習していきましょう。
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