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2024年5月 4日 (土)

ネガティブワードを使わなくても子犬は育てられる。

子犬を迎えると、ついつい、「あっ!それダメ!」とか「イケナイ!」とか言ってしまいたくなる状況が沢山出てきます。
逆に、ネガティブワード以外使うものが無いと思っていらっしゃる方も少なくないでしょう。

しかし、環境設定を上手に行えば、ネガティブなことは一切言わず、さらに、子犬をよく観察していると、褒めるチャンスが沢山あることに気づくことが出来ます。

例えば、悪戯をしてしまうのであれば、悪戯の対象物を子犬の目の前から撤去して、子犬が遊んでもいいものだけを子犬の周りにおいておけば、一切ネガティブワードを使う必要はなくなります。
※ゴミ箱漁りなどは、子犬の問題ではなく、飼い主側のミスによるものです。

また、トイレの失敗に関して言えば、トイレのタイミングを見計らって、子犬をトイレスペースにいざなうことで、ミスを減らすことが出来ます。
子犬は赤ちゃんなので、ミスは想定内。
出来るだけ成功できるように人間がサポートをしてあげれば、子犬を叱る必要はありません。

子犬が自分からハウスに入ったり、自分からトイレエリアに行ったり、あるいは勝手にオスワリをしているところをキャッチして褒めてあげることで、子犬はその行動が好ましい結果を生むと学習していくので、それらの行動の出現頻度は確実に上がって行くでしょう。

そうすることで、人も犬もストレスが減るのであれば一石二鳥。

子犬がやってきて、イライラしてしまうようなときは、子犬の居場所全体を見直してみることも大事ですね。


さて、今日は生後2か月半のMさんのカウンセリングがありました。

会ったその時からとてもフレンドリーに接してくれて、飼い主様とお話しているときは爆睡。

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大物になる予感がしてきました。

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