犬暮らしのリスクとその対処法
「犬を飼いたい」「犬と暮したい」という思いで犬を迎えた人たちは、どちらかと言えば、とてもポジティブな暮らしを夢見ているはずです。
もちろん、子犬から迎える場合は、ある程度大変さは予測しているものですが、実際にお迎えしてみると、「こんなはずじゃなかった。」と言うことは少なくありません。
我が家が初めて自分で管理する犬を迎えた時がまさにそうでした。
子犬の頃から迎えようと思っていたのですが、たまたまブリーダーさんのところにいた子が7か月になっていて、ブリーダーさんの「これくらい大きい方が飼いやすい」という言葉にだまされ(?)て連れて帰ってきたのですが、幸い庭があったことでトイレトレーニングの大変さはなかったものの、逆に家の中に入れると、あらゆるものを噛むという状況に日々悩まされることになりました。
今思えば、その大型犬は、我が家に来るまでずっと犬舎で飼われていたので、家の中で暮らすことに慣れていなかったからでしょう。
玄関の上がり框、柱、家具など、口が届くありとあらゆるものを噛みました。
さらに大型犬ということで力もあり、引っ張られて転倒という災難にあった家族もいました。
小型犬であれば、多少引っ張られてもたいしたことはありませんが、中・大型犬になると、指の骨折や転倒はある程度予想されるリスクと言えるでしょう。
アクシデントで歯があたるリスクも尋常ではありません。
以前クライアントさんのお宅の30キロ越えの大型犬が、私の持っている物に飛び掛かって手に歯が当たったことがありました。
当たっただけなので流血にはなりませんでしたが、打ち身になって酷く腫れたことがありました。
知人宅では、散歩中常に引っ張られていて、腱鞘炎になったという話もあります。
ある程度はトレーニングによって、危険な行動に対処することは可能です。
咄嗟の動きに対して、「フセ」と声をかけたり、引っ張られそうになったら「コイ」と言うことで、危険回避することが出来ます。
これは、中・大型犬に限ったことではありません。
小型犬であっても、急に飛び出すようなことがあれば安全の確保は難しいので、すぐに抱き上げるだけでなく、「オスワリ」や「オイデ」と言ったキューに対して、きちんと理解して反応出来るようにしておくと安心ですね。
さて、今日はオプデスさん主催のラリオビトライアルに見習いと参加してきました。
リンク脇に並んだタープは見習いにとって物珍しいので、前回参加時も気を取られてしまいましたが、今回も、キューを聞き漏らすほどに。
レベル1Bと3Bでなんとか1席はいただきましたが、得点はちょっと残念なレベル。
まだまだですね。
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