予防策は必要
子犬と暮し始めたときは、とにかく今目の前にある様々な問題(人にとって)をどうするかせいいっぱいで、今後出て来るであろう不安材料を考える余裕がないのはよくあることです。
しかし、同じ犬種を飼い続けていると、今までの経験値を踏まえていろいろな可能性を想像することが出来るので、ある程度予防策を考えることもできます。
逆に、最初の犬がとてもよく出来た子だったりすると、まったく対策を考えることなく、予想していなかった方向に進んでしまうということもあり得ます。
じゃぁ、どうするんだ。と言われそうですが、同じ犬種飼いの先輩方の話を聞くことも有効です。
一人ではなく、沢山の人の話を聞きましょう。
そうすると、あんなことやこんなことの可能性を知ることが出来るからです。
以前書いた子犬を迎える前にお願いしたいことの中でも、犬種を選ぶときは公園に行って、同じ犬種を飼っている人に声をかけて、沢山質問してみることをお奨めしています。
お迎えしてから「こんなはずじゃなかった」となる前の予防策もきっと教えてもらえるはずです。
万が一、「あれ?」と思ったら、早めにプロに相談することも必要です。
すでに身につけてしまった習慣を変えるためには、その習慣を身につけた歳月よりも何倍か時間がかかるということもわかっています。
転ばぬ先の杖は大事ですね。
さて、今日はリソースガーディングがあるYさんのプライベートレッスンがありました。
Yさんの居住エリアを制限したり、Yさんの目の前でYさんから物を取り上げないことなども含め、いろいろお願いしている中に、キャッチボールがあります。
テニスボールを投げて取ってきてもらう遊びですが、お伺いするまでは、Yさんが口から落としたボールを飼い主様が拾ってなげていたました。
そこで、Yさんが自発的にボールを飼い主様に渡すような練習に変えていただくことにしたところ、Yさんは自分からボールを投げてもらいたければ飼い主様に手渡しするところまで出来るようになりました。
人が勝手におもちゃをとりあげるのではなく、自分から持ってくる気持ちにさせてあげることが第一歩。
人は何かを取り上げるのではなく、足してくれるものと学んでもらうことが重要ですね。
今日も楽しそうにキャッチボールをしているYさんでした。
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