犬のトイレの話し
かつて庭のある家に住んでいた頃は、犬たちのトイレは庭の犬たちの好きな場所でした。
ただし、トイレのキューを出すことで、犬たちはトイレを済ませるため、排せつ物の処理は毎回行います。
放置しておけば、ハエがたかって不衛生だからです。
排泄が終わったら散歩に連れ出すのが日課で、それは初代のハスキー犬から始まり、ボーダー・コリーの母子たちも同じでした。
そして散歩先の公園で帰りがけにキューを出してトイレを済ませてから家路につきました。
彼らを連れて友人宅に遊びに行くこともありましたし、公的施設に入ることもありました。
当時は犬を連れて銀行に行ったり、郵便局に入ることも出来ましたし、誰も気にする人はありませんでした。
なぜなら、いつも彼らは静かに足元に座って待っているので、他の人たちが気付くこともあまりなかったからです。
当然施設内で排泄することもありません。
そこではしないというルールを理解していたからです。
犬との暮らし自体が一般的になってきたここ十数年。
犬と一緒に入れる施設も増えましたが、場所によってはマナーベルトやオムツの装着が義務付けられています。
海外の人がそれを見ると大変驚くようです。
パピーだったり、シニアでトイレが上手くコントロール出来ない犬ならまだしも、成犬たちがマナーベルトなどを装着していることに疑問を感じるのは当然です。
つまり、きちんとトイレトレーニングが出来ていない犬というレッテルが貼られているのと同じです。
「オスのマーキングは自然のものだから犬が好きなようにさせればいい」という人がいます。
しかし、毎日自分の家の門や塀に排尿されている人の気持ちを考えたことがありますか?
一頭がマーキングすれば、必ず次に通る犬も刺激された結果がマーキングです。
我が家のオス犬たちは、先ほど書いたように家の庭でトイレを済ませてから散歩に行き、途中の電柱やかぐわしい匂いのする塀でマーキングすることはありませんでした。
庭の無い家に住むようになってからも、近所の土のある場所まで行って排泄したあとは、家に帰ってくるまでは公道ではしません。
そもそも嗅覚のいい犬たちは匂いの元まで行って鼻を付けなくても誰が通ったかは分かっているので、公道での散歩においては、敢えてマーキングをしない習慣づけをしています。
家の中のトイレのみを推奨する人もいます。
我が家は家の中でもキューで排泄してくれるので、外も中も問題ありませんが、要は他人の迷惑にならないことが重要です。
犬を飼う人たちが増えたとは言え、犬が苦手な人もいます。
犬が好きでも、玄関先や門扉が匂うのは困る人は沢山いるでしょう。
トイレトレーニング、ちょっと真面目にやってみませんか?
小型犬、大型犬関係なく、入れる施設が増えるといいですね。
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