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2024年3月28日 (木)

目の前にオヤツがあってもやってくれない理由

犬のトレーニングにオヤツを使うことは今は当たり前になっています。
しかし、オヤツの使い方によっては、まったく効果が無いこともあります。

そんなバカな!

と思われがちですが、実際効果が出ないことから、
「ウチの犬はオヤツが無いとやってくれない。」
と言われるようになってしまいます。

いつもオヤツを見せてお願いしているから、オヤツを見せないとやらなくなるのは当然の結果です。
しかし、実はオヤツを見せてもやってくれなくなることがあります。

え~っ?あり得ない!

と思われるかもしれませんが、実は本当にそういうことがあります。
それはなぜでしょうか。

理由は見せるだけで、いつまでたってももらえないから。

オヤツを使ったルアーリングという手法で犬の行動を引き出すことはよくあることですが、それはきちんとプランニングされたトレーニングの中で行われているから、最終的にオヤツをはずせるようになるわけです。
ルアーリングばかりしていて、実際報酬が出ないとわかれば、賢い犬たちは興味を失います。

そうならないように、ちゃんと報酬は出してあげましょう。

さて、見習いにフロントポジションを維持した動きを教えています。
最初は、目の前にオヤツを見せて誘導していましたが、今は手はいろいろな場所に持って行って、目の前にオヤツは見せません。

202403272

それでも、ちゃんと出来たときは褒めてもらえて、オヤツももらえます。

それがわかっていると、犬も楽しそうにトレーニングに参加してくれますね。

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