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2024年3月15日 (金)

犬のメンタルを軽んじない

昨日は犬の身体的な健康についてお話ししましたが、今日は犬のメンタルの話し。

犬のメンタルは個体によって大きく違います。
一般的によく言われるのは、「この子はビビりだから。」

「ビビり」というと「怖がり」と思われますが、実際には慎重なだけだったりします。
つまり時間をかけてあげれば、納得して、自信を持って行動することが出来るのを見過ごしてしまっていることも少なくありません。

もともと慎重派なのか、あるいは何かのきっかけがあって、本当の「怖がり」になってしまったのか、犬をよく観察してみないとわかりません。

以前書いたかもしれませんが、ようやく散歩に出たばかりぐらいの超小型犬の子犬のリードを引っ張りながら、「お友達だから挨拶しなさい。」と大型犬の方に近寄ろうとしていた飼い主さんがいました。
大型犬は寛大に寝そべっていて子犬が来ても反応していませんでしたが、子犬にとって大型犬は顔の大きさがすでに自分の体の何倍もあるにもかかわらず、その顔の傍に近づけられようとして、足をバタつかせながらギャン吠えしていました。
「怖がり」でなくても怖いシチュエーションです。

そんなことを繰り返されていれば、「怖がり」では無い犬も「怖がり」になってしまう可能性があります。
子犬には選択肢をあげなければいけません。
自分から行く気になるまで待ってあげる忍耐力が教え手には不可欠です。
無理は禁物ですね。

さて、今日は若いTくんのカウンセリングがありました。

若い男の子はもともと落ち着かないもの。
成長と共に、少しずつセルフコントロール出来るようにサポートしていくことが大事です。
「ダメ」や「イケナイ」と言ったネガティブな言葉で納得できるかと言えば答えは否。

思春期の男子に、制限ばかりかけても、反抗するだけですね。
納得できるようにゆっくり伝えていきましょう。

帰り際にイケメン写真を撮らせていただきました。

202403151
これからが楽しみですね。

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