犬のメンタル
犬にも様々な感情があるので、いわゆる「犬のきもち」を無視してはいけません。
例えば、犬の「嫌だなぁ」という気持ちが「ウーっ」という唸りになったとき、唸ること自体を抑制してしまうと、犬は唸らないで次の行動に出てしまう可能性があるからです。
次の行動とは当然「咬む」という感情表現です。
そこで、犬のボディーランゲージについて、最近は様々な解説本もあるので、愛犬の気持ちをわかろうと努力している飼主さんは少なくありません。
昔のように、「尻尾を振っているから喜んでいる」と決めつけるのは禁物ということですね。
ネガティブな感情以外にも、犬には様々な感情があって、それを表現してくれます。
跳びつき、吠えなどは飼主さんのみが知る犬の愛情表現かもしれませんが、一般に吠えながら跳びついてくる犬を目の前にしたら、ちょっと怖いと思うのが普通です。
「大丈夫、この子は喜んでいる」と思っているのは飼主さんだけです。
「怖い!」と思われないために、あるいは「危険な犬」と敬遠されないためにも、愛犬に好ましい行動を教えてあげることも大事なことですね。
小型犬は小さいこともあって、ついつい見過ごされがちですが、そもそも興奮して吠えている状態自体が、犬にとってはストレスがかかっているときがあります。
吠えていなくても、嬉しくて走り回っているときなども、どちらかというとアドレナリン全開で人の話が耳に届かないということもあるでしょう。
頭を冷静にしてもらうには、4本の足に均等に体重がかけられてリラックスしていることがポイントです。
前のめりでもなく、怖がって後ろにさがろうと、後肢と前肢の間が狭くならないことも大事です。
普段からリラックスして立っている練習なんてしない家庭の方が多いと思いますが、愛犬がいつもせわしなく走り回っているとしたら、ちょっと落ち着く時間を作ってみるのもいいでしょう。
変に力が入らず、4本の足にちゃんと体重が乗っていることも犬のメンタルにはとても大事なことですね。
今日はあいにくのお天気だったので、家でバランスエクセサイズをやりました。
4つのポウパッドそれぞれに足を乗せる練習は最初から出来たわけではありません。
4本の足ひとつずつに意識をもってもらうことで、きちんと自分で探して乗せるようになります。
最初はよく蹴り飛ばしていました。
バランスエクセサイズはサーカスのような奇抜な体の使い方を教えることではありません。
外転筋だけでなく内転筋を鍛えながら、体幹を作る効果もあります。
ドッグスポーツをやる犬には欠かせませんね。
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