ターゲットトレーニング
ターゲットトレーニングと聞くと耳馴染みが無いかもしれませんが、マットトレーニングという言葉を聞いたことがある人は少なくないでしょう。
愛犬とカフェなどにお出かけするとき、犬にいて欲しい場所をわかりやすくするためにマットを用いるというものです。
小型犬の場合は、バッグやクレートを持って行くことも可能でしょうが、中・大型犬の場合はなかなかクレートを持ち歩くことは出来ないので、愛犬が伏せていられるぐらいのサイズのマットを床に敷いておくことで、犬にいて欲しい場所を伝えるというものです。
つまり、いて欲しい場所を教えるために「ターゲット」となるものを使ったトレーニングを「ターゲットトレーニング」と総称します。
ターゲットは犬が前足を乗せるサイズのものや、4足を乗せるもの、あるいは鼻など体の一部を接触させるものなど様々ですが、いずれも犬を押したり引いたり強制することが無いので、犬へのストレスが軽減されます。
さて、今日は見習いのフロントポジション(ハンドラーと向かい合わせ)の強化練習をしました。
最近少し曲がり気味のため、フロントポジションからバック(後退歩行)させると、どんどん曲がるようになってしまいました。
以前は上手に真っすぐ下がれていたのに、ちょっと驚きましたが、そのままにしておくわけにはいきません。
そこで、まずフロントポジションの強化にターゲットとなるプラットフォームを置きました。
プラットフォームに乗った時に見える私との位置関係をリマインドします。
安定してフロントポジションがリマインドされた後はフロントポジションから短い距離バックさせた先にプラットフォームを移動します。
下がった先にプラットフォームがあるように見習いは歩き方を調整していました。
この後は、少しずつターゲットの位置を下げて、バックする距離を伸ばしていく工程が必要となります。
ちゃんと出来たと思っていても、少しずつズレてしまうこともあるのでリマインドは欠かせませんね。
「ここにいて」はわかりづらいですが、「プラットフォームに乗る」ことはわかりやすいので、是非使ってみて下さいね。
マットやプラットフォームの導入方法はクリッカーを使うとわかりやすいです。
うまく行かないときはプロの助けを借りましょう。
----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「ドッグトレーニング」カテゴリの記事
- リソースガーディングの予防(2025.03.18)
- ヒールポジションへの入り方を教える(2025.03.17)
- 境界線の意識(2025.03.15)
- チャンスは有効に。(2025.03.14)
- やる気は大事だけど、メンタルはもっと重要(2025.03.13)
「犬との生活」カテゴリの記事
- 愛犬の飛びつき、すべてを禁止する必要はありません。(2025.03.20)
- 犬を勘違いさせないために(2025.03.19)
- リソースガーディングの予防(2025.03.18)
- 犬は予測できる動物です。(2025.03.16)
- チャンスは有効に。(2025.03.14)
「ドッグライフアドバイス」カテゴリの記事
- 愛犬の飛びつき、すべてを禁止する必要はありません。(2025.03.20)
- 犬を勘違いさせないために(2025.03.19)
- リソースガーディングの予防(2025.03.18)
- 犬は予測できる動物です。(2025.03.16)
- チャンスは有効に。(2025.03.14)
「犬のデイリートレーニング」カテゴリの記事
- 愛犬の飛びつき、すべてを禁止する必要はありません。(2025.03.20)
- 犬を勘違いさせないために(2025.03.19)
- リソースガーディングの予防(2025.03.18)
- 犬は予測できる動物です。(2025.03.16)
- チャンスは有効に。(2025.03.14)
コメント