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2024年1月27日 (土)

ドッグトレーニング:日常生活が大事

ドッグトレーニングでは犬に様々な技術を教えることが出来ますが、いろいろな行動の問題がでてきたときは、その行動だけに特化して対応するのではなく、日常生活を見なおしてみることも重要ですね。

さて、今日は若いYさんのお散歩の様子をみさせていただきました。

一見すると、特に問題はなさそうに歩いているYさんですが、他犬や人に会うと大興奮します。
私が後ろから歩いて行くと、こんな顔して大興奮するので、飼い主様には、何も言わずそのまま歩いて頂くようお願いしました。
何か言っても耳に届かないからです。

202401271
※因みにこれは彼女の喜んでいる顔です。


しばらくすると普通に歩けるようになりました。

202401272

他犬への興奮は相手があることですので、相手のトラウマになってしまってはいけません。
落ち着いて犬と接近できるようになるまでは、Yさんのペースで突っ込んで行かないようにお願いしました。
大騒ぎをすれば他犬と接触できると学習して欲しくないからです。

若い犬の興奮を抑えるのは簡単ではありませんが、少しずつ平常心を教えていくことが重要ですね。

最後はボール遊び。
先日、呼んでも近くまで来ない犬の話を書きました。
「持来」も同様で、ボールを咥えて戻っても、少し離れた場所にボールを落として勝手に走って行く犬がいます。
見ていたらYさんも同じでした。
飼い主様はYさんが落としたボールを拾って投げてあげています。
それでは近くまで持って戻る必要はありませんよね。

飼い主様にはボールを拾わないようにお願いしたところ、何度か同じことを繰り返したのち、Yさんちゃんと飼い主様の元にボールを持って戻ってきました。

実は飼い主様はYさんが渡さないときは、無理矢理口からボールを取り上げていたそうです。
リソースが-ディングが無い犬の場合問題ありませんが、多少でも兆候がある場合は自発的に出させる方がいいでしょう。

ドッグトレーニングが上手く進むかどうかは日常生活とも大きな関係があります。
うまくいかないときは、一度見なおしてみるといいかもしれませんね。

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