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2024年1月 3日 (水)

ハウストレーニング

愛犬にとって、ハウスがいかに有効かという話は何度も書いていますが、相変らず、ハウスのように隔離された場所に犬を入れることを「かわいそう」と思われる方も少なくありません。

ハウスがいかにいい場所なのか、我が家のアシスタントにマイクを向けたいところですが、それは叶わないので、彼の行動からハウスがどんなに安心できる場所なのか簡単にご説明すると、我が家に来た当初、故アシスタントがハウスで寝ていると、自分から中に入って一緒に寝ていました。

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子犬にとって、年上の犬がいると傍に行きたがるのはよくあることなので、これは故アシスタントがいるからと思われますが、故アシスタントがウザがってドッグベッドに移動しても、彼はハウスを死守し、横取りした形なりました。

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その後も、何かあると自分からハウスに入ってのんびりしているアシスタント。
車の移動もハウスに自分から飛び込み、競技中の待機においても、自分からハウスで寝ている犬です。

ハウスに入っていて、「出せ!」と騒いでいたのは、レッスン中に故アシスタントがデモをやったりして自由にしているのを見た子犬時代で、大人になってからは気にしないで寝ていられるようになりました。

見習いも同様で、小さいころからハウスを提供しているので、ごはんもハウスで食べていますし、移動中もハウスの中で静かにしています。
唯一、これもレッスン中や競技中にアシスタントがやっていると「自分もやらせろ」と騒ぎますが、それも大分おさまってきています。

ハウスに入っているメリットを伝えながら、少しずつ習慣にしてきたので、「ハウス」と声をかけられて逃げまわることはありません。
とりあえず、さっさと入ってくれるので、いざというときはとても安心です。

今回また大きな震災が起きました。
猫ちゃんが逃げたという話も聞きました。
飼い犬たちはどうしているのかと心配です。
同行非難が出来るのか。
ハウスに入って静かにしていられるのか。

同行非難時はハウスがあることで、犬を飼っていない人へのストレスは軽減されるはずです。

ハウスは有事の時だけに有効なものではありません。
日常生活においても、犬にとって安心できる場所を提供することは、休める場所を提供することにもなります
いつでも人にアクセスできる状態の環境は、子犬や若い犬にとっては、いつも人にかまってもらいたくて、休まりません。

一人でいることに慣れるのも、人と暮す中では重要です。
分離不安に悩まされることも軽減されるからです。

人に依存しすぎないこと。
同時に、人も犬に依存しすぎないことが、お互いのメンタルケアにも重要ですね。

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