「可愛がる」のと「甘やかす」のは違います。
愛犬は当然可愛いものです。
しかし可愛いからと好き勝手を許すことが可愛がることでしょうか。
犬は家の中だけで暮しているわけではありません。
一歩家の外に出れば、様々な刺激や興奮の対象物があり、その一つ一つに対して若い犬は反応します。
そこで、どう反応することが、ストレスを軽減させ、かつ平常心を保てるのかということを教えてあげることがハンドラ―の義務になります。
他犬と遭って興奮マックスになっている愛犬をそのままにしていていいのでしょうか。
道端に落ちている様々なものを口に入れて確認させていいのでしょうか。
自然現象だからと、よその家の玄関前で排泄をさせていいのでしょうか。
人間社会で暮していく上で、最低必要なことをきちんと教えてあげることがハンドラ―の役目です。
可愛いからと自由にさせるのではなく、人に迷惑をかけることなく、社会に受け入れられるレベルに育てることが、本当に可愛い愛犬のためには不可欠ですね。
さて、今日は若いA君のプライベートレッスンがありました。
最近は大分上手に外を歩けるようになってきたA君です。
しかし、A君は大型犬ですので、急に引っ張られるとハンドラーが転倒しないとも限りませんし、人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
落ち着いてお散歩が出来るように。
ハンドラ―の声がちゃんと耳に届くように。
日ごろからの練習は欠かせませんね。
A君、呼び戻し練習中。
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