アイコンタクトに頼らない練習
特にトレーニングを受けていない犬は常にハンドラーの顔を見ながら行動しようとするものです。
逆に言うと、ハンドラーの顔を見ていないと行動できない犬は少なくありません。
オビディエンスの競技においては、ハンドラーとアイコンタクトが取れていない状況での作業が求められるので、常にそのような状況を想定した練習が欠かせません。
ドッグダンスにおいても、アイコンタクトが取れていない作業は難度が高くなるので評価が高くなります。
オビディエンス競技においては、ハンドラーが視界から消えても、じっと待って待つ課目や、ハンドラーが背中を向けながら出すキューに反応するなど、アイコンタクトが無い中での作業が不可欠です。
我が家も当然アシスタントや見習いにアイコンタクトが取れない作業を教えていますが、見習いはまだ始めたばかりなので安定しません。
それが如実に出たのが今朝。
散歩の途中で店の前で座って待つように犬たちに伝えてからパン店に入ったところ、ガラス越しに私のことが見えるにもかかわらず、停座の姿勢をさっさとやめてクンクン。
停座で待つように言って1分も経っていないのに。
ということで、自宅にて練習。
ハンドラーは背を向けたまま、見習いに簡単なキューを出します。
見習は初め一瞬戸惑っていましたが、落ち着ければ、きちんと話を聞いてくれました。
いつでもどこでも出来るようになるまで、続けていきましょう。
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