ラリーオビディエンストライアルの感想
先週末開催したラリーオビディエンストライアル。
ジャッジもしながら、アシスタントや見習いも参加しました。
もちろん、アシスタントたちのジャッジは協働ジャッジの川端ジャッジにお願いしました。
今回の参加犬たちは、基礎トレーニングに加え、オビディエンスやドッグダンスの経験のある犬たちでした。
ラリーオビディエンス自体は、競技中に犬を褒めたり、課題によってはトリーツをあげることもできるということもあり、一見通常のオビディエンスよりも簡単と思われがちですが、審査ポイントはハンドラ―とのユニゾン(一体感)ですので、実は細かいペナルティポイントが定められていて、規定書にもきちんと載っています。
例えばタイトリーシュ(TL)、オンリーシュで行うレベル1では、リードが張ったように見えてしまえばペナルティを取られます。
よって、リードさばきも重要なポイントになるわけです。
また、回転系の動きや、コーンを周る作業で、犬がハンドラ―から離れて膨らんで見えてしまえば、ワイド(W)のペナルティが付きますし、ハンドラ―の動き出しに同調できなければ、それもペナルティ(-1)となります。
また、通常のオビディエンス競技同様、一度のキュー(合図)で犬が動かず、キューをかけなおせば、アディショナルキュー(AC)として-2のペナルティとなります。
作業中褒めたり、課題によってトリーツを渡せることは、犬の緊張を緩和させることに有効ですが、ひとつひとつの課題の精度は通常のオビディエンス競技同様、きちんとやらなければいけないのは同じですね。
今回、生徒さんが210点満点を取られました。
素晴らしいです。
我が家のアシスタント、作業はちゃんと出来ても、作業中吠えることがあるので、これもペナルティ(BK)でとられてしまいます。
つまり、精度はよくても、お口が緩んで満点を逃すということですね。
故アシスタントは安定の210点満点を出していました。
ミスがあるときは、ハンドラ―の動きの問題でした。
ハンドラ―とパートナーがお互いのやるべきことをきちんとやると、結果が付いてくるということですね。
毎回コースデザインが変わる、双六のようなラリーオビディエンスは、ゲーム感覚の高いオビディエンス競技です。
是非チャレンジしてみて下さい。
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