愛犬の居場所を作る
日常生活の中で、愛犬にハウスやクレートを用意することを私は日々お伝えしていますが、実際にそういったものを利用されていらっしゃらないおうちは沢山あります。
使わないからといって、大きな問題も無く過ごせている犬たちは沢山いますので、それはそれでいいと思いますが、中には、旅行先や出先で、飼い主さんが離れるたびに「行かないで!」と言わんばかりに泣いたり吠えたりする犬たちにはそれなりにストレスがかかっていることも事実です。
小型犬の場合は抱っこで解決出来てしまうことが多いのであまり切実な問題となっていないこともありますし、1頭飼いの場合は特に大きな問題にならないこともあります。
しかし、実際多頭飼いであったり、一頭飼いであっても、留守番をしなければいけない状況など、飼い主さんが犬から離れることにストレスを感じてしまう場合は、そうなる前にハウスやクレートに馴らしてあげることで、犬のストレスを軽減できることも事実です。
多頭飼いの場合、自分のスペースが無いことは犬にとっては落ち着かない状況になります。
ハウスやクレートなど、物理的に隔離できなくても、ドッグベッドなどが用意されていることで、犬の居場所を決めてあげることも有効ですが、その場から動かないでいて欲しい時は、物理的に隔離できるタイプのものの方が、犬に余計なストレスをかけずにいられることがあります。
例えば修理の人や来客などがあった場合、犬好きであればかまいませんが、そうでないとき、ベッドに行くように犬に行っても、やはり来客のチェックをせずにはいられな犬はいます。
そんなとき、「ベッド!ベッドに行きなさい」と何度も言わなければいけなかったり、犬から目を離せなくなるような状況になるより、ハウスのゲートを閉めておけば余計な気遣いもいりません。
我が家の犬たちなど、大の人好きですから、誰か来れば執拗に挨拶しようとしますし、その後もかまってもらおうと、作業中の方の傍に行ったりするので、オヤツと一緒にハウスに入っていてもらうのがお互いストレスが無くて助かります。
ただし、人が来るときや特別な時だけにハウスを使うのではなく、日常的に休む時間はハウスに入って寝てもらうなどの習慣をつけておくことが重要です。
つまり、ハウスを特別な場所にしないことですね。
我が家の犬たち、基本ごはんはハウスで食べていますし、散歩から帰ってくれば自分からハウスに入って休んでいます。
犬にとって自分の居場所はいわば安全地帯。
誰にも邪魔されないことが必要最低条件です。
緊急事態が起こっても、ハウスにはいってもらったりすることで、お互いの安全が確保できるので、まだ使ったことが無い方は、是非ハウストレーニングに取り組んでみて欲しいですね。
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