失敗を犬のせいにしない。
「ちゃんと教えたはずなのに、やってくれない。」
「今日はなんでうまくできないんだろう。」
愛犬にお願いしたのに、うまくいかなかった時、知らないうちに犬のせいにしていることありませんか?
犬のせいにする前に、まず確認しなくてはいけないのが、自分(ハンドラー)の動きです。
キューを出すときに、いつもと同じ状況でキューを出していたかどうか。
もちろん、周りのディストラクションも考慮しなければいけません。
また、犬がちゃんとこちらに意識を向けているかどうかも重要なポイントです。
よそ見をしていればハンドラーの声が耳に届かない可能性もあります。
また、いつもオヤツを右手から出していれば、犬は右手にフォーカスすることが多くなり、右手の動きに釣られてしまうということもあります。
ハンドラーが無意識に取っている行動や姿勢ひとつひとつが、犬のミスを誘ってしまうことがよくあります。
練習をきちんとやって、犬の理解度を高めておくことは大前提ですが、その時出来るかどうかは、犬だけの問題とは限らないということですね。
さて、今日はアシスタントたちとラリオビの練習をしましたが、遠隔作業に入るときアシスタントを待たせて離れたら、ついてきてしまいました。
「ステイ(マテ)」の声がちゃんと聴こえていなかったようです。
やり直すときは、はっきりと「ステイ」と伝えました。
この時注意しなくてはいけないのが、声を張るというより、「圧」をかけてしまうこと。
大き目の声でわかりやすく伝えることは大事ですが、怒鳴るように「圧」をかけては犬は委縮してしまいます。
ずっと以前のFCIオビディエンス競技で、「持来」に失敗した愛犬に怒鳴っていたハンドラーがいましたが、その時のジャッジの講評は、「犬に圧をかけないこと」でした。
楽しく、かつ精度が上がるように、ハンドラーも工夫が必要ですね。
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