ドッグトレーニング:何を教えたいのかをわかりやすく。
一般家庭犬であっても、ドッグスポーツの競技犬であっても、また作業犬であったとしても、犬に何か新しい行動を教えるときは、わかりやすく教える必要があります。
当たり前と思われがちですが、実はうまく伝わっていないこともあるので、何度言ってもやってくれないということが起こりうるわけです。
「ダメだと何度も言っているのに、わかっていない。」と言うような場合、犬は何がダメなのかわかっていない可能性があります。
「ダメ」とはそもそもなんなのか。
「ダメ!」と言うより、それに代わる好ましい行動を教えた方が速いことが沢山あります。
例えば、跳びついて欲しくない時、跳びつく犬に「ダメ!ダメ!」と言うより、跳びつかないで座ったり、伏せたりしたことを褒めてあげたほうが、犬はわかりやすいのです。
つまり、やって欲しい行動が出ているときに「そうだよ!」と言って褒めてご褒美をあげれば、犬はそれをやるといいことがあると学習し、その行動の頻度があがるというわけです。
きちんと伝えているつもりでも、なかなかうまく行かないときは、ちょっと視点を変えて見なおしてみるといいでしょう。
さて、我が家の見習い1歳11か月。
相変らず元気いっぱいで、なかなかじっとしていられません。
「フセ」や「オスワリ」ということでじっとしていることは出来ても、自分からじっとしていることを選択するにはまだ時間がかかりそうです。
ということで、体幹も含めて、じっと立っていることを褒めて強化していきます。
じっと立っていられないと、すぐ気持ちが外に行ってしまい、いつの間にかハンドラーがいることさえ忘れてしまいます。
何をするにも、まずは私に注目してくれないと話にならないので、「お好きにどうぞ」の時間以外は、自らじっとしていることも教えていきます。
かつて現アシスタントは「意欲の空回り」と言われていました。
今でも、まだまだそのきらいはあります。
もっと早くから落ち着いていることも教えておくべきでしたね。
やりたい気持ち(意欲)はとても大事ですが、ハンドラーの声に、耳を傾ける冷静さも不可欠です。
さて、今日からドッグダンスの世界大会OEC(The Open Europian HTM & Freestyle Championship)がハンガリーで始まりました。
https://www.facebook.com/groups/648405980107603
日本からも代表として7ペアが参加しています。
楽しい時間が過ごせますように。
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