パピートレーニング:「フセ」を教える
子犬が自然に取る行動は沢山あります。
跳びつきに限らず、「オスワリ」や「フセ」も同様です。
興奮している子犬を眺めていると、そのうち自分から勝手に座ったりするので、その行動を褒めて強化していくと、跳びつくより座る行動の出現頻度が高くなるので、その行動に合わせて「オスワリ」というようなキューを載せていけば、自然に「オスワリ」も覚えてくれるというわけです。
子犬によっては、「オスワリ」よりも「フセ」の方を早く覚えてしまう場合もあります。
いずれにしても、姿勢を教えるのに力は全く必要ありません。
さて、今日は生後8ヵ月のLさんのプライベートレッスンがありました。
自発的に座る行動が頻発したことで、「オスワリ」はすぐに覚えてしまいましたが、なかなか自発的に伏せることが無いので、フードを使って誘導してみました。
最初はお尻があがっていて、いわゆる「おじぎ」ポーズになり、なかなか伏せられませんでしたが、しばらくフードを握って待っていたら、お尻が落ちて「フセ」のポーズになりました。
その瞬間をクリックして褒めていたら、「フセ」のポーズが頻出するようになりました。
焦らず、少しずつ教えていきましょう。
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