犬に伝えたいこと、うまく伝わっていますか?
犬と会話が出来るようになると、お互いのストレスはかなり軽減されると思いませんか?
それは、犬の考えていることがわかるようになるという一方的な話ではなく、こちらの気持ちも伝えるという双方向の話しです。
犬の考えていることを理解するというのはとても大変です。
人間の言葉を話してくれないからです。
しかし、彼らのボディランゲージを観察することで、ある程度のことが解明され、さらに愛犬と長く暮らしていれば、なんとなく気持ちを察することも可能になります。
一方、こちらの考えていることを伝える場合は、言葉を使うことになるので、犬にその言葉と行動をきちんとリンク付けしてあげないと、言っている意味がわからないということになります。
もちろん言葉を使わなくても、ある程度経験による学習がなされれば、ハウスを指させばハウスに入ってくれたり、車のドアを開ければ自分から飛び乗ってくれたりするようになるので、言葉だけが重要とは言いませんが、基本的には言葉のキューを使って伝えていくようになります。
日常生活はもちろんのこと、ドッグスポーツなどの競技に際しても、ハンドラーの発する言葉のキューを犬がきちんと理解することで、会話が通じるようになってきたと感じられるはずです。
しかし、そのためには、言葉と行動のリンク付けという作業が不可欠です。
キューを聴いて、犬がやるかやらないかは別として、とりあえず意味を理解しているキューを出してあげることが重要です。
キューが理解出来ているかどうかは、外的刺激(ディストラクション)が少ない環境で言ってみて、愛犬がきちんと行動に移してくれるかどうかで検証することができます。
刺激の少ない場所で出してみても首を傾げられてしまったら、まだまだきちんと伝わっていないということですね。
教える側(教え手)には根気と忍耐が不可欠です。
「この子はバカだからやっても無駄」ではなく、「この子にはどうやったら伝わるだろう」と試行錯誤することも楽しいですよ。
さて、今日はアシスタントと見習いの自主練をやりましたが、慌てて家を出たので、見習いのハードクレートを忘れてしまいました。
そこで、車に積んであるソフトクレートに入ってもらうことにしましたが、すでに一台ソフトクレートを破壊した前科があります。
アシスタントの練習の際、破壊されては困るのでクレートの戸を開けておきましたが、アシスタントの動きに反応して、アシスタントが委縮するので、クレートを閉めてみたところ、意外と静かに待っていることが出来ました。
少しずつ成長しているようですね。
こちらにも忍耐は欠かせません。
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