犬の作業スピードについて
以前、「招呼」の話しの時に、ロケットダッシュしてくれる愛犬は嬉しいというようなことを書きました。
幸い、我が家の犬たちは、基本的に呼べば走ってきてくれます。
特に、競技の「招呼」においては、私にぶつかるほどのスピードで戻ってきます。
もちろんぶつかってはいけないので、見習いに関しては、今後ぶつからない練習を別にやっていかなければいけませんが、ボールを投げても、ディスクを投げても、戻りは速い方です。
子犬の頃から、呼ばれたらいいことがあると刷り込んでおくことで、ある程度「招呼」の戻りを速くすることは出来ますが、様々なドッグスポーツの遠隔作業において、スピードアップを教えていくのはなかなか難しいものです。
今見習いにFCIオビディエンス競技を教えています。
作業課題の中に、15メートル離れた目的地点に向かって走っていったり、あるいは10メートル先に置かれたコーンを周って戻ってくるというものがありますが、犬によっては目的地点を認識してしまうと、その途中でスピードを落として調整するため、全速力で走らないことがあります。
しかし作業においては、ある程度の速度が要求されます。
犬種による特性などが考慮されるので、我が家の場合はボーダー・コリーですから、走ってあたりまえという部類です。
そこで、いかにスピードを上げるかが課題になるわけです。
精度と速度の関係については先日もヒールワークのところで書いていますが、遠隔作業においても同様です。
あちらが立てばこちらが立たずにならないように教えていかれるといいですね。
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