トリーツ(ご褒美のオヤツ)のレベルについて
犬のトレーニングにおいて、言葉で褒めるだけでなく、ご褒美となるものを使う手法はかなり以前から使われています。
我が家の初代ボーダー・コリーにとってのご褒美はテニスボールでした。
私が草テニスをずっとやっていたこともあり、テニスボールは腐るほどあったので、ご褒美に困ることはありませんでした。
その後、ドッグトレーニングについて学び、さらに犬の学習理論を学ぶことによって、食べ物も有効であることを知り、積極的に使うようになりました。
幸い我が家の犬たちはどの子も食べ物に対する興味があるので、フードや嗜好性の高いものを取り混ぜて使っても、「フードならやらない。」と言われることはありませんが、個体によっては、一度美味しいものを口にしてしまうと、フードには見向きもしなくなるタイプの子がいます。
確かに、周囲の刺激が高くて、犬の気持ちが集中出来ない状況のときはレベルの高いトリーツを使って成功体験を増やしていくことは大事です。
しかし、いつもレベルの高いものばかりでは、当然犬はもっと美味しいものを欲するようになります。
そこで重要なのは、周囲の状況や、教えたい行動の難易度に合わせたトリーツの使い分けです。
ワンパターンにならないように、日々変化する犬に合わせた工夫が不可欠ですね。
さて、我が家もいろいろなトリーツを使っています。
教えたい内容によって、トリーツのレベルだけでなく、形状や大きさも変わります。
時間のあるときはレバークッキーなども手作りします。
日常的な練習には、扱いやすいものが便利です。
つまり、あまり手にべたつかず、犬が食べるときに時間がかからないものです。
トス(投げる)したときに、転がりやすいもの(転がり過ぎないもの)。
地面(床)の色とかぶらないもの。
等々、いろいろ考えるわけですが、それらをうまくクリアしているものが、以前友人に教えてもらったこれです。
実はフードなのですが、味見をしたところ、シンプルに鳥の味がしました。
あげ過ぎると太ると忠告していただきましたが、トレーニングに使うにはとても使い勝手がいいので、愛用しています。
ところが、これ、置いてある店が限られていて、小袋はあってもこの大きさのものが無く、我が家の界隈、犬たちと散歩しながら5軒ぐらい周ったのですがどこにもありませんでした。
そこで、一番近い店舗に行って、取り扱って欲しい旨伝えたところ、二日後に店頭に並べてくれました。
言ってみるものですね。
これでトリーツ探しで歩かなくて済みそうです。
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