子犬の生活リズムは大事
子犬との暮らしはとても楽しいものです。
もちろん、いろいろ教えなければいけないこともあり、手間もかかって、肉体的にも精神的にも大変ですが、それ以上に子犬と関わる時間はとても楽しいものです。
あまりの楽しさに、ついつい時間を忘れてかまいすぎていると、子犬がトイレに行きそびれてしまったり、睡眠時間が足りなくなったりします。
いわゆるトイレの失敗だったり、生活リズムが不規則になったりという弊害が出てきます。
子犬は人間の赤ちゃんと同じですから、沢山寝ることも大事な仕事です。
そのためには、寝られるような時間を取ってあげることも飼主の重要な義務と言えます。
沢山寝て、沢山遊べばお腹も空くので、ごはんを残すことも少なくなります。
例えば夜更かしの家庭の場合、子犬も同じ部屋で過ごせば当然同じ生活リズムになってしまい、朝散歩に出ようとしても、覚醒していないので動かないということが出てきます。
動かなければお腹も空かない。
食べなければパワーも出ない。
負のスパイラルですね。
また、日中ずっと一緒にいることで、子犬が常に飼い主にかまってもらうことを期待し続けていると、常にオンの状態になってしまい、オフの時間が無くなると共に、日中いつも一緒にいる人が急にいなくなれば、不安を感じて吠えたりするようになります。
お互い依存することなく、適度な距離感を持って生活していくことが、長い犬生を人間と共に暮す犬にとってもストレスが軽減されます。
さて、今日はシッティングを兼ねてMくんのお家に行ってきました。
お留守番中のMくんは、ハウスとトイレが設置されたケージで過ごしていますが、吠えることも無く、くつろいでいるようです。
インターホンにも反応しません。
今日も伺ってから、しばらく放っておいても鳴きません。
準備が出来て、ケージから出せばちゃんと歓迎してくれますし、一緒にトレーニングにも付き合ってくれます。
しばらく遊んでから、飽きないうちにケージに戻ってもらい、水を飲んだりしたあとに、さりげなくトイレのキュー出しをしてあげれば、ちゃんと自分でトイレに行って済ませることができます。
その後また遊んで欲しそうにしていましたが、私が知らん顔して本を読んでいると、自分からハウスに顔を突っ込んで、コングを齧ったりしていましたが、そのうち寝てしまいました。
いつもは部屋のドアを閉めて視界から消えているのですが、今回は敢えて視界に入ってもかまわない時間を作ってみたところ、要求吠えも無く、自分の時間を楽しんでいました。
子犬と関わるときは真剣にしっかり遊び、休む時間をきちんととってあげることで、メリハリのある生活リズムが作られます。
ある程度体が出来るまでは、しっかり寝かしてあげましょう。
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