デイリートレーニング:ディストラクションを考慮する
ディストラクションの重要性については何度もお伝えしていますが、ここで改めてディストラクションについて簡単に書きます。
ドッグトレーニングにおけるディストラクションとは、「犬の気をそらすもの」です。
大雑把に言うと、環境刺激と考えていいでしょう。
例えば、家族以外の人、犬、車などの騒音など、普段家の中にないありとあらゆるものが犬にとってディストラクションになります。
ディストラクションには犬が苦手なネガティブなものから、犬にとって大好きなものまで様々です。
好き過ぎて大興奮してしまえば、人や犬、オヤツもディストラクションになってしまうということです。
ディストラクションを考慮するということは、ディストラクションがあるから出来なくてもいいというのではなく、ディストラクションがあっても出来るようにサポートしていくことが重要です。
今日は生後8ヵ月のK君のプライベートレッスンがありました。
前回の宿題を頑張って頂いたおかげで、K君はお家の中で飼い主さんが少し離れても、じっと座って待っていられるようになりました。
今日の練習はエントランスで行いました。
エントランスは当然知らない人が通ったり、走る車が視界に入ったりしていますので、飼い主さんが離れようとすると動いてしまいます。
そこで、ひとつハードルを下げて、飼い主さんがそばにいる状態でオスワリの持続練習をおこないました。
おうちの中ではすでにクリアされている、飼い主さんの傍でのオスワリの持続。
Kさんは、ちゃんとやってくれました。
ディストラクションを考慮しながら、出来ることを確実にして、ステップアップしていくことが大事ですね。
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