ドッグトレーニング:犬のきもちになってみましょう
愛犬に行動を教えるとき、どうやったらうまく伝えられるでしょうか。
例えば「オスワリ」。
腰を下ろすという行動自体は、犬が自発的に座っているところを褒めて強化していく方法と、誘導しながら、腰を下ろす行動を誘発する方法があり、どちらを使ったとしても、簡単に犬は覚えてくれます。
しかし、「オスワリ」を理解した犬に、「オスワリ」をお願いしたら、犬はどれくらい座り続けていてくれるでしょうか。
1秒?2秒?
恐らく、座った後、「もうこれでいいでしょ。」とすぐに動いてしまう犬は少なくないでしょう。
つまり、犬は「オスワリ」の行動は理解していても、「オスワリ」し続けることは理解していないと言ってもいいでしょう。
では、「オスワリ」の持続を教えようと思ったら、どうすればいいのでしょうか。
この場合「マテ」を教えることで解決することもあります。
しかし、「マテ」はいつまでなのか、犬は知っていますか?
あいまいな教え方をすると、犬も適当に行動するようになります。
それぞれの行動、座ること、待っていること、動いていいこと、などをきちんと伝えてあげないと、犬は混乱してしまいますね。
さて、今日は若犬A君のプライベートレッスンがありました。
基本からちょっと見直してみたら、「オスワリ」のあと、すぐ動き出す行動が減ってきました
少しずつ、言葉の意味が理解できるようにサポートしていきます。
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