パピートレーニング:呼び戻し
子犬は呼ばなくても人の後ろを付いて歩いてくれるので、ついつい呼び戻し練習を忘れがちです。
しかし、パパやママが一番だった子犬も、大人になるにつれて、好奇心の対象はどんどん広がって、気が付いたときには、名前を呼んでも全く戻って来てくれない子になってしまっていたりします。
そうならないために、小さいころから、名前の価値や、呼ばれて戻ってくる楽しみを教えておくことが重要なポイントになります。
名前を呼んだら、一目散に走ってきてくれる我が子はどの子よりも可愛いと思いませんか?
さて、今日は3か月のM君のプライベートレッスンがありました。
まだまだ赤ちゃんなのに、オンとオフがちゃんと出来ていて、クレートトレーニングもたった一度で自分から入ってくれるようになるほどのお利口さん。
しかし、賢ければ賢いほど、いろいろやってくれるのも現実。
小さいころから、好ましい行動の刷り込みは欠かせません。
今日は呼び戻しの練習。
ハンドラーにとってはトレーニングであっても、子犬にとってはゲームでなければ持続できません。
少しずつゲームを混ぜながら楽しくやって頂きました。
ポイントのひとつは、名前の価値を下げないこと。
用もないのに名前を連呼していると、子犬の反応は悪くなってしまいます。
呼ぶときは、子犬のアテンションがこちらに向いているときに、名前と「オイデ」などのキューをわかりやすく1回言ってあげること。
走って来てくれたら、ご褒美はハンドラーのすぐ目の前で渡すようにすると、「うちの子は呼んでも1メートルぐらい先で止まって、それ以上こっちに来ない。」なんてことにはなりませんよ。
これからが楽しみなM君でした。
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