小型犬でも大型犬でも、コミュニケーションは大事
犬も人間同様、性格、気質、特性は様々ですが、ハンドラー(飼い主)とコミュニケーションが取れるようにサポートしてあげるのはどの子にとっても大事なことです。
日常会話が出来るようになることが、人にとっても犬にとっても心地よい生活を送るためには必要ではないでしょうか。
・散歩に行こうか。
・ごはんにしよう。
・ちょっと待っててね。
・おいで。
・車に乗って。
・ハウスに入って。
こんなことは、日常的に交わされる会話のような気がしますが、そういうことを言わない愛犬との生活ってあるのでしょうか。
今日は、私の勉強不足がひとつ露呈しました。
それは、小型犬の飼い主さんは、愛犬を呼ばないらしいということです。
理由は、用事があって傍に来て欲しい時は、抱き上げれば済むからというお話でした。
中型犬や大型犬ではそうはいきません。
たとえリードが着いているシチュエーションだったとしても、犬の状況を無視してリードをグイと引っ張ったところで、40キロを超える犬ではびくともしないでしょうし、我が家の15キロ程度の犬であっても、ズルズルと引きずっていくことはできません。
こっちに来て欲しいことを伝えて、自力で移動してもらうのが一般的な方法ですから、当然「呼び戻し」を教えることになります。
先日も、とあるクライアントさんに、「呼んだら来てくれる犬になって欲しい。」と言われました。
トレーニングにおいては基本中の基本だと思っているので、クライアントさんのお気持ちには大賛成でしたが、今日の話を聞くと、小型犬の飼い主さんは、あまり「呼び戻し」を重要視していらっしゃらないのかも知れないと考えさせられました。
そうなると、「リードを離すのは、呼び戻しが出来るようになってからにしましょう。」と私が言うことは、飼い主さんによってはあまり現実味が無かったのかもしれないと改めて感じました。
人と犬との暮らしは、その人の数、犬の数ほどありますが、出来れば上手にコミュニケーションが取れるようになって欲しいですね。
さて、今日はLさんのプライベートレッスンがありました。
お散歩中、公園のベンチで休むときも、地面にマットを敷いてあげれば、自分からその上に乗って、オスワリやフセをしてくれるLさん。
マットトレーニングがちゃんと出来ているからこそです。
自分の居場所がきちんと理解できているので、ストレスも軽減されますし、飼い主さんも安心です。
飼主さんと、まったりとした時間が流れているのを拝見できるのは嬉しいですね。
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