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2023年5月27日 (土)

犬の相性

犬と暮らし始めると、愛犬をドッグランに連れて行って、犬友と楽しく遊ばせてあげたいと思う飼い主さんは少なくありません。

犬同士で楽しそうに走って遊ぶ姿は見ていて微笑ましいものですが、どの子とも仲良く遊べる犬ばかりではありません。

人間の子供と同じで、同じ趣味や話題があれば楽しく同じ時間を共有できますが、まったく趣味が違っていたり、話が合わないと、なかなか長続きはしにくいものです。
片方が押しつけのように自分の好きな話ばかりしていても、相手は面白くないと感じることもあるでしょう。

犬の場合も、走って遊ぶタイプ、寝そべってワンプロするタイプ、体当たりするタイプの子など、遊び方もまちまちなので、どの子も同じペースで遊べるとは限りません。

特にオス同士、メス同士、オスとメスによっても関わり方は異なってきますので、愛犬をよく観察しながら、無理強いしない友達作りをしてみましょう。

場合によっては、「友達は要らない」と愛犬が言うかもしれませんが、そんなときは、愛犬の意思を尊重してあげることも大事です。


さて、今日はアシスタントが知人宅で遊ばせてもらいましたが、彼は昨年去勢した7歳のオス。
一緒に時間を共有してくれたのは3歳と5歳の女の子。
両方とも、小さいころから面識があるのと、相手が女の子ということもあり、アシスタントはおもちゃを交えながらも、リラックスして遊んでいました。

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時折、女の子にしつこくされることがあっても、そこは寛大に多少我慢していたようです。

一般的に女の子に優しいのが男の子ですが、たまに、相手の子が自分よりも大きかったりすると、アシスタントは多少緊張するので、基本的には初対面の方たちと急に接近させるようなことはしません。
特に、相手の犬が飼い主さんにきちんとコントロールされているときは安心していますが、行動が全く読めないような場合は警戒します。

逆に、見習いは誰彼かまわず挨拶に行こうとするので、「それは違うでしょ。」と言ってやめてもらっています。
黒い顔をした大きい犬が突撃してきたら、誰だって怖いでしょう。
「ウチの犬は大丈夫ですから」と言うのは一方的な話なので、注意が必要ですね。

いずれにしても、「犬は犬同士仲良くできる」という根拠の無い話を鵜呑みにすることなく、犬と相談しながら友達つくりをされるといいでしょう。

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