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2023年5月22日 (月)

パピーレッスン:怖いものを克服するには

パピーレッスンでは、子犬がこれから人間社会で上手に共存していくために、様々なサポートをしていきます。

環境刺激に対して過剰反応しないように導いていくこともサポートのひとつ。
つまり、出来るだけ苦手を減らしてあげるようにするわけですが、「大丈夫だから。」と言って子犬を追い詰めてしまうと、全然大丈夫ではなかったりするので、子犬のペースに合わせたサポートが不可欠です。

さて、今日はA君のプライベートレッスンがありました。

A君はまだワクチンの関係で、自走でのお散歩は行っていませんが、ご近所にご実家のお庭があるので、そこで遊んでいます。

今日はリードの使い方を含め、A君が外でどのようにふるまうのか見ようと、お家の前だけに連れて出ようとしたところ、なんと玄関先でストップしてしまいました。

聞くと、ご近所のお庭までは抱っこで通っていらっしゃるとのこと。
つまり、お玄関から自分の足で歩いて外に出たことはありませんでした。

となると、当然たたきに下りたりするのは初めて。
段差が怖いとアピールしてくれました。

202305221

そんなときは、無理矢理引っ張って下ろすのではなく、自分から下りてみようと思うのを待つのも大事です。

では、どうやったら下りたい気持ちになるのか。

今回はフードを置いてみました。
幸いA君、フードは嫌いではないのですが、フードだけだとパワーに欠けたので、ちょっと美味しいオヤツを使って、気持ちを前向きにしてもらいました。

それでも、ちょっと気後れしていたので、ちょっとだけ背中を押すことにしました。
この場合の背中を押すということは、後ろから押したり、リードで引っ張ることではなく、前足が出しやすいように、ちょっと体を支えてあげたところ、自分の足で前進してくれました。

子犬が不安げに迷っているときは、急がないこと。
どのタイミングでサポートしたら次に進めるのかを観察してあげることが大事ですね。

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