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2023年5月18日 (木)

子犬との生活:世のお父さんたちへのお願い

子犬との生活の中で問題となってくる子犬の行動のひとつに「甘噛み」があります。

「甘噛み」とは、本気で噛むことではなく、いわゆる赤ちゃんの「おしゃぶり」のように、手に絡んでくることです。
赤ちゃんは歯が生えていないので問題ありませんが、子犬の場合、尖った歯は人間の手の皮を簡単に引き裂いてしまいます。

「甘噛み」と聞いて、「絶対に許さない」というご家庭もありますが、私は基本的には「甘噛み」は許容しています。
しかし、犬はロボットではないので、常に同じ力で噛んでくるわけではありません。
興奮すれば力も入るし、ある意味、どのくらいなら許されるのかチャレンジしている部分もあります。

そこで、力が入ってしまったときは、「痛いよ。」と伝えることで、子犬に、このレベルはダメだなぁと教えていくわけですが、ときに「甘噛み」も興奮すると加減が出来なくなってしまうこともあります。
では、興奮させなければいいのですが、そんなつもりはないのに、子犬を興奮させてしまうのが、世の男性陣(お父さんたち)です。

なぜか、男性は子犬と遊ぼうとすると、手を子犬の前にちらつかせて、手で遊ぼうとします。
手は、美味しいものをくれたり、優しく撫でてくれるもので、「おもちゃ」ではありません。

子犬にとって手の噛み心地は、絶妙です。
しかも動いていればそそられます。

是非、子犬と遊ぶときは手ではなくおもちゃを使いましょう。

そして、上手に出来たことを褒めるときも、顔の周りをグシャグシャに撫でまわすのではなく、体を優しくポンポンと叩く程度にしてみましょう。
手に向かってくることが少なくなるはずです。


さて、今日はパピーさんたちのプライベートレッスンがありました。

日々様々なことを学習していくM君。

今日はおもちゃの交換を学びました。

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口から離してもらうことを教えてあげることは、日常生活的にも大事です。
口にしては困るものをすんなり手渡してもらえると安心ですね。

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