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2023年4月 5日 (水)

子犬は十分な睡眠が活力のもと

子犬は成犬以上に睡眠時間を必要とします。
しかし、飼い主さんの睡眠サイクルはご家庭ごとに違い、夜型のお家で育つと、夜更かしの朝寝坊の癖がついてしまいます。

夜更かしの朝寝坊のどこが悪い。と言われそうですが、朝寝坊でも、起きてからきちんと運動して、ごはんをしっかり食べることが出来ていれば問題ありません。
ところが、往々にして、夜更かしして朝起きられない子犬は、活動が始まる時間が遅くなり、ごはんもあまり食べたがらず、気が付くとお日様はすでにあがって暑くて散歩に行かれない。
じゃぁ、夜散歩に行こうとなってしまうと、子犬は昼間の外の状況を知らずに大人になることになります。

昼間と夜では街の様子は全く違います。
一生夜しか外に連れ出さない、ドラキュラ生活を送っていればいいのでしょうが、休みの日にはカフェにお出かけやら、連休にはお泊り旅行、なんてことになると、子犬はなかなか順応出来なくなります。

そもそも、睡眠時間が足りていないと、昼間ボーッとして動かず、お腹も空かず、夜になって目がさえて動き回るという昼夜逆転現象を起こしてしまいます。
すると、夜中人が寝静まってから排泄をして、吠えて起こす犬もいます。

人間は3~4時間の睡眠時間でも大丈夫な人もいるでしょうが、子犬の睡眠時間は16時間程度必要ですから、飼い主が昼間遊ぼうと思っても、まったく付き合ってくれなくなってしまいます。

夜は決まった時間に電気を消したり、あるいはハウスにカバーをかけてあげたりしながら、寝やすい環境を作ってあげることが大事です。

人間は睡眠が足りないとイライラしたりしますが、子犬も十分な睡眠時間が無ければ順調には育ちません。

昼間も活動して欲しいと思えば、是非子犬の睡眠時間をしっかり確保してあげましょう。

先日ドッグダンスのイベントに参加した際、クレート待機練習をしていた見習いは、日中ずっとクレートの周りを行きかう他犬を見張っていて昼寝をしないので、夜は早い時間に目がくっついてしまい、夜中もちょっとした音にも反応せず、朝までぐっすり寝てくれました。

202304051

今月1歳6か月になろうという見習い。
まだまだ子供です。

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