ルーティン(ドッグダンス)の構成を考える
ドッグスポーツとしてのドッグダンスがFCI(国際畜犬連盟)の正式競技として認められたことで、競技規定が明確になりました。
どちらかというと、芸術点が加味されるドッグスポーツですので、規定が明確になることは競技者としても、ルーティンを作る際にわかりやすくなったとも言えます。
さらに、日本においては、今年JKCの正式競技と認められたことで、何が良くて、何がダメなのか、どういう動きが評価されるのか、何を入れなければいけないのかといったことも明文化されたので、ある意味ルーティンが作りやすくなったとも言えます。
競技である以上規定は重要です。
規定が無ければ評価しようがないからです。
規定書には、ドッグダンスのカテゴリーであるFS(フリースタイル)とHTM(ヒールワークトゥミュージック)についても、きちんと明記されているので、規定に沿って構成を考えればいいわけです。
レベルもそれぞれ決まっていて、使用しなければいけないポジションの数や歩度変換についても細かく記載があります。
ダンスというくらいですから、当然そこには音楽が関わってきますが、音楽のイメージを可視化したルーティンであるかどうかも重要な評価ポイントになっています。
イメージの可視化においては、ハンドラーの衣装も重要です。
※犬は衣装は着けられません
曲がただのBGMになっていてはいけないということですね。
しかし、ここで一番重要なのが、主役は犬(パートナー)であること。
ジャッジに向かって、パートナーの良いところが最大限見せられるように構成を考えることも重要です。
ハンドラーが目立ちすぎるのはNGということですね。
「愛犬とのトレーニングを楽しく」というところから始まったドッグダンス。
極めれば極めるほど、奥が深いドッグスポーツです。
犬の経験値も大事ですね。
4年前、前アシスタントと一緒に踊ったルーティンのエンディングポーズ
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