トリーツの意外な使い方
トリーツ(オヤツ)と言えば、当然愛犬に向かってあげるものと思っていらっしゃる方のほうが多いと思います。
確かに、愛犬が好ましい行動を取った時や、褒めてあげたいとき、ただかわいいからと、いろいろ理由はあるでしょうが、普通は愛犬の口に運んだり、愛犬の口元に向かって投げるものですが、実は他にも使い方があります。
トレーニングで呼び戻しを教えたいとき、やってきた愛犬にご褒美としてトリーツをあげると、犬はそこから離れないので、呼び戻し練習は終わってしまいます。
そこで、トリーツを犬の後方に投げてあげると、犬は取りに走っていくので、当然ハンドラ―から離れることになり、再び呼び戻しの練習ができるというわけです。
さらに、最近「食糞」の話を書いたとき、犬が食べる前に処理しましょうと書いたところ、犬と取り合いになるというご意見がありました。
そんなときも、トリーツを一粒ではなく、5~10粒排せつ物と反対方向に投げてあげれば、犬がそのトリーツを食べている間に素早く処理が出来るというわけです。
そう書くと、いつもトリーツを手に持っていなくてはいけないのかと言われそうですが、ポケットに入れたくなくても、手の届くところにケースに小分けにして置いておくと、すぐに使えると思います。
トリーツの効果的な使い方、いろいろ考えてみませんか?
ドッグトレーニングでは様々なトリーツのあげ方を効果的に使うことで、ハンドラーの傍での作業だけでなく、遠隔作業もうまく伝えられるようにしています。
蛇足ですが、散歩中犬に追いかけられたときも、トリーツをばらまいて逃げるという新手の方法もあります。
最近はあまりありませんが、時々開いている門の隙間から飛び出して来たりということがないこともありません。
相手の犬を蹴らなくてもいいように、お散歩のときはポケットにオヤツを忍ばせておくのもいいかもしれませんよ。
さて、この方は今日は足回りのカットと爪切りをやったので、途中で何度もオヤツにありつくことができました。
頑張ったご褒美は沢山あげたいですね。
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