トリックだけではドッグダンスは踊れない
今日はドッグダンスのグループレッスンがありました。
ドッグダンスは曲に合わせて、ハンドラーと犬が醸し出すオリジナルルーティン(演技)のことを言います。
社交ダンスのような一体感や、ミュージカルのようなストーリー仕立ての構成など、犬にとって危険でない動きであれば、なんでも取り入れることが出来ます。
動きの中には様々なトリックも含まれます。
単純なオスワリやお手・お代わりから、前足をクロスしながら歩く歩様や遠隔サイドステップまで、バリエーションはペアの数だけあると言ってもいいでしょう。
トリックを教えるのは犬も人も楽しいので、どんどん教えていくことができますが、実はトリックだけではダンスは踊れません。
トリックとトリックを結びつけるためには、流れを切らさないことが重要なポイントです。
流れを切らさないとはどういうことでしょう。
簡単に言うと、犬が一つのトリックを終えて、次のトリックに移るまでの間の動きをどう繋げるかです。
ハンドラーの右側でスピンをしたとして、次にハンドラーの目の前でお手お代わりのトリックをやってもらおうとしたとき、右側でスピンした犬にハンドラーの正面に来てもらうためには、ハンドラーの右側の脚側やフロント(正面)ポジションを教えておかなければなりません。
教えてなければ、犬がトリックを一つするたびに、ハンドラーが犬に合わせて動かなくてはならなくなるからです。
しかし、ドッグダンスの基本はその名の通り、犬が踊るもの。
犬が主体で動かなければ、ハンドラーの方が目立ってしまいます。
そのためには、ヒールポジションをきちんと教えておいてあげることも不可欠ですね。
今日はLさんが遠隔作業の練習。
ターゲットを置くことで、行くべき場所をわかりやすくしています。
----------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「ドッグダンス(K9フリースタイル)」カテゴリの記事
- 刺激を景色に変える(2024.11.20)
- クレート(ハウス)待機のはなし(2024.11.11)
- 最終日はHTMのコンペとアトラクション(2024.11.10)
- ドッグダンスコンペに参加しました。(2024.11.09)
- ドッグダンスワークショップに参加してきました(2024.11.08)
コメント