家の中と外では環境が違います。
「ウチでは出来るんですけど。」
という言葉をよくお聞きします。
当然です。
おうちの中は、閉鎖された空間で、外に比べれば刺激もほとんどありません。
そんな中でハンドラーに何か言われれば、すぐに反応出来る確率は高くなりますが、屋外の様々な刺激の中で同じことを言われても、なかなか行動してくれないというのは当たり前のことです。
では、どうやったら、外でもちゃんと飼い主の言うことを聞いてくれるようになるのでしょうか。
そのためには、少しずつ刺激を増やしながら、成功体験を増やしていくという過程が不可欠です。
「家の中で出来るからもう大丈夫」と安心していると、外では何もやらない子になってしまうのでサポートは欠かせませんね。
さて、今日はパピーレッスンがありました。
毎回お願いした宿題をきちんとやってくださっているので、Kさんはいろいろなことを学習し、日々成長しています。
オヤツをくれるオバサン(私)のことは大好きなので、伺うと大歓迎をしてくれ、そのあと座ってじっとこちらに視線を向けてきます。
オスワリしなさいと教えたわけではないのですが、跳んでも反応しないオバサンは、オスワリしたときだけご褒美のオヤツをあげているので、じっと待っています。
素晴らしいことですが、こんなときパパが呼んでもなかなかパパの方には行ってくれません。
つまり、私自信がKさんにとってのディストラクション(刺激)になっているわけです。
しかし、お家の中でオヤツを使いながら、ゲームのように呼び戻しの練習を繰り返して頂いていた成果が出たのか、今日はちょっと私を見た後、すぐにパパの方に飛んでいきました。
Kさんは、私の傍にいるより、パパの方に行くことを選択したわけです。
大きな進歩ですね。
我が家の見習いも、散歩の途中で知人と遭遇したので、行きたそうにしているときに声をかけ、戻ってきたことを沢山褒めて遊びました。
まだまだ刺激に弱い見習いですが、少しずつこちらに耳を傾けることが習慣になってきたように見えます。
根気よく続けていきましょう。
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