犬にもいろいろな顔がある。
最近は一般的になってきた犬の幼稚園。
利用される方の目的は様々です。
・仕事で一日不在なので、日中のQOLをあげたい。
・他の犬と遊ばせたい。
・お預け中に基本のトレーニングを入れて欲しい。
などなどでしょうか。
犬の立場からすれば、一日一人で留守番をしているよりは退屈しないで済むので、犬嫌いでなければ楽しい日々が過ごせることでしょう。
ドッグトレーナーや犬の訓練士はプロなので、犬に日常のマナーを教えることに関しては全く問題ないでしょうが、実際家の中でのライフスタイルとは違うので、トレーニングによってできることは増えても、飼い主さんとの関係性がうまくいくとは限らないことを覚えておかなくてはいけません。
例えば、幼稚園ではトイレの失敗が無くても、家の環境ではトイレが上手くできないということもあり得るということです。
パピーの場合、トレーナーは、犬に失敗させないようにトイレのタイミングに声掛けをしタリしてサポートしますが、家の中で誰も見ていなければ、間に合わなくてその場でしゃがむということもあるからです。
また、よく聞くのが、幼稚園や学校ではよくできるのに、家に帰ってくると出来ないというはなし。
これも、トレーナーや訓練士は犬に行動を伝えるタイミングがよかったり、わかりやすいサインを出していますが、飼い主さんが同じように出来るとは限らないということです。
引継ぎが大事ですね。
いずれにしても、きちんと目的を確認し、愛犬のために、上手に利用していきたいですね。
さて、今日は日中用事で留守をされる飼い主さんのご依頼で、シッティングに伺いました。
Lさんは、いつも大興奮で私を歓迎してくれるのですが、留守宅を訪問するという初めての状況で大パニック。
部屋に閉じこもって吠えて出てきません。
こんなとき、犬だから匂いもわかっているし、声もわかっているはずと思っていても、当の本犬は昼寝中に誰かが家に入ってきたことで大パニック中なので、冷静な判断が出来ません。
顔を見に行くと、ようやく気付いて歓迎してくれました。
一人でのお留守番で、さぞ怖かったことでしょう。
その後は落ち着いて簡単なトレーニングに付き合ってくれたり、お散歩も後ろ髪を引かれながら付いてきてくれました。
いつもだと、嫌なものは嫌と言うところですが、他に頼れる人がいなかったので、仕方なくかもしれません。
ちょっと気を遣ってくれたのでしょうか。
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